視聴データを独自に取得・分析するREVISIOでは、テレビ画面に視線を向けていた人の割合がわかる「注目度」の週間番組ランキング(10月7日~13日)を発表した。

  • 『光る君へ』10月13日放送の第39話より (C)NHK

    『光る君へ』10月13日放送の第39話より (C)NHK

『イッテQ』世帯視聴率でも高記録

『光る君へ』(NHK)が、個人全体・コア視聴層(男女13~49歳)の両方で1位を獲得した。藤原伊周(三浦翔平)が逝去し、まひろ(吉高由里子)の弟・藤原惟規(高杉真宙)までもが急逝。若すぎる2人の死に涙し、展開にくぎづけとなった視聴者が多かったのではないか。

また、手越祐也の復帰で話題になった『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ)も個人全体・コア視聴層共に上位にランクイン。ちなみに世帯視聴率でも11.2%(REVISIO調べ)という非常に高い数字を記録した。

10月に入り、秋の番組編成が安定し、視聴者の関心がレギュラー番組に戻りつつある中で『上田と女が吠える夜SP』(日本テレビ)は、特番らしく「愚痴トーク」や「道の駅特集」など多彩な企画で注目を集めて奮闘した。

秋ドラマの初回放送にも視聴者の関心が集まっている。当週はフジテレビの『嘘解きレトリック』と『オクラ』がランクイン。次週以降も新作ドラマのランクインが予想される。

「手越くんおかえり!」「待ってました!」の声

13日放送の『世界の果てまでイッテQ!』では、手越祐也が約4年ぶりに番組へ復帰し、コア視聴層で69.2%という高い注目度を記録した。

舞台はイタリア北部コマッキオで行われるウナギ祭り「金のパラデッロレース」。冒頭で内村光良の「あの男が久しぶりに登場します」という言葉に続き手越が登場すると、宮川大輔は手越さんと抱きしめ合って再会を喜んだ。手越は、内村、宮川と共にウナギ舟で奮闘。その姿は多くの視聴者をくぎづけにした。

視聴率(REVISIO調べ)でも11.2%を記録し、SNSが「手越くんおかえり!」や「待ってました!」という声であふれた。手越も「家族のような場所に戻れてうれしい」と語り、視聴者との絆を再確認した回となった。

昔の『イッテQ』を思い出し、懐かしさや変わらない面白さに惹きつけられたコア視聴者層も多かったことだろう。番組の今後にも注目だ。