いや~、ビックリした。細胞レベルでビックリしたわ。だって、ようやく夏が終わったタイミングだというのに、ふらっと華屋与兵衛に入ったら……

もう「牡蠣フェア」やっとる……! 一瞬、「えっ、さすがに早くね!?」と思ったものの、よくよく考えればもう10月半ば。身体や細胞のほうがバグっていただけで、もうすっかり牡蠣の季節が来てるじゃないの!

最近はめっきり夜も冷えるようになってきたし、ここはさっそく牡蠣食べよう、牡蠣! ということで、さっそく華屋与兵衛の「牡蠣フェア」についてレポートさせていただこう。

▼華屋与兵衛「牡蠣づくし御膳」で牡蠣パラダイスを堪能

いや~、まいったまいった。「まだ日中は夏っぽい日があるな」なんて油断してたら、もう10月半ばですよ。今年の冬は寒いとも言われているし、旬のものは早いうちに味わっておかないと、あっという間にまた季節が移ろいでいっちゃうかもしれないよね。ということで、今回は牡蠣! 大好物の牡蠣をとことん味わってやるゾ!

と、意気込んだものの……

食べたいメニューが多すぎて……

選び切れないんだが?

天ぷら、フライ、そして釜飯……う~ん、ヤバいな。どれも魅力的すぎるな。いや、ちょっと待てよ?

「牡蠣づくし御膳」……だと……!? 小牡蠣天丼、牡蠣フライ、さらに大粒牡蠣ときのこのホイルバター焼きが全部セットになっている……だと……!? これだ。これしかない。店員さん、よろしくお願いします~!

  • 「牡蠣づくし御膳」(2,079円)

ちょっ、待て。

りょ、量というか、豪勢さが……

旅館レベルじゃない? 部屋で食べる系の旅館レベルに充実してるんですけど。

大粒牡蠣ときのこのホイルバター焼きはテーブルで加熱中。よし、これが出来上がる前に、ほかの牡蠣からどんどん食べていっちゃおう!

まずは……

牡蠣フライから……

ソースにつけて、パクッ……

来た~~~~~!! 今年も……この季節が……来たゾ~~~~~~ッ!!!! ウマ~い!!!! 衣はカラッと揚げられていてサックサク! 噛んだ瞬間、牡蠣のエキスが口の中にジュワ~っと流れ出してくる。広島産の牡蠣を使っているようだけど、味もしっかりしているうえに結構な大粒である。かなり質もよさそうだし、やっぱり牡蠣ってウマい!って改めて思わされるなぁ。もちろん、カラシやマヨネーズにつけての味変も最高だった。

お次は小牡蠣天丼、いってみよう。「小」といいながら結構ちゃんとした量があるように見える。牡蠣と思わしき個体を掴み上げ、大胆にパクッ。

うおおお、天ぷらのほうもウッッッマ~い! 衣のサクッ&フワッとした食感に、大ぶりの牡蠣の旨味が爆発! 牡蠣フライの牡蠣も大きかったけど、こちらの牡蠣はまた一際デカい! 甘さとしょっぱさのバランスに優れたタレもとても濃厚で、牡蠣の旨味をいっそう引き立ててくれる。華屋与兵衛の天丼のタレって好きなんだよな~。タレとご飯だけでも全然イケる。

そしてすでにお気づきの人もいるかと思うが、この海老ね。

めっちゃデカい! 牡蠣が主役なのに、「簡単に主役の座を譲る気はありませんから」と言わんばかりの存在感である。実際に食べてみると、これも身がプリッとしていてウマし。やっぱり天丼に海老は欠かせませんな~。

そうこうしているうちに、大粒牡蠣ときのこのホイルバター焼きも完成! ちょろっと醤油をかけて、さっそくいただきます……!

これヤバい……激ウマ! 一口で丸ごといったので、「アッッッツ!!!!」というお決まりのくだりこそあったものの、牡蠣とバターの風味が相性抜群! 貝類とバターはどれも間違いないけど、牡蠣とバターもこんなに相性よかったのか。舞茸、えのき茸のシャキシャキ食感と秋らしい味わいも最高。牡蠣、きのこ、バター醤油……完璧なる黄金比。これはビールとかにも合いまくるだろうな~。

あんなに豪勢だった食卓も気づけばこのとおり。牡蠣のあまりのウマさに、一瞬で食べ尽くしてしまった。

う~ん、せっかくなら秋の味覚をもうちょっと堪能したいな~、と考えていたとき、ふと横を見てみると……

「焼き芋ブリュレ」……? 絶対ウマいじゃん。

  • 「焼き芋ブリュレ」(539円)

ということで迷わず注文! めっちゃウマそうなのきた……!

さっそく焼き芋部分を掘り掘りして、まずはこのまま……パクッ。

うわっ、めっちゃウマいじゃん! 表面がキャラメリゼされているので、口にした瞬間にパリッと小気味いい食感が楽しめる。さつま芋自体はめっちゃなめらかな口当たりで自然な甘みも際立っている。焼き芋の香ばしさと焦げた砂糖の香ばしさがダブルでたまらん。これぞ秋の味覚なり。

渋皮栗アイスとのコンビネーションもハンパじゃない! 温かくてホクホクした焼き芋とヒンヤリと冷たいアイスとのコントラストが芸術的。芋チップスや黒蜜がかかったホイップクリームも含め、すべてのパーツの相性が見事にハマっていた。これはぜひ多くの人に一度味わってみてほしいな~。

ということで、今回は華屋与兵衛で味わえる秋の味覚にフォーカスした。ようやく到来した秋、美味しい食事とともにたっぷり堪能していこう。