紀文食品は、「紀文・主要7地域 家庭の鍋料理調査」の結果を2024年10月10日に発表した。調査は、2024年8月19日〜20日の期間、20代~50代以上の既婚女性1,400人(北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県各200人)を対象にインターネットにて実施したもの。
昨年の秋冬(主に2023年9月〜2024年年2月)に、自身で作っておでんを食べた回数を尋ねたところ、1カ月あたりの喫食回数は全体で3.23回であることが分かった。また、年代別に1カ月あたりの喫食回数をみると、「50代」(3.72回)が最も多いことが明らかになった。
おでんにしようと思うきっかけに対し、トップの「寒い時」(84.7%)に次いで、「体を温めたい時」(36.6%)、「季節感を感じたい時」(30.2%)と続き、季節の変化に関連した項目が上位にあがった。
全体の好きなおでん種をみると、1位「大根」(65.4%)、2位「玉子」(58.9%)、3位「餅入り巾着」(46.5%)、4位「こんにゃく」(45.2%)、5位「はんぺん」(38.8%)が上位にあがった。
また、年代別に好きなおでん種をみると、各年代で「大根」「玉子」「餅入り巾着」がトップ3にあがる中、50代では3位に「こんにゃく」(55.4%)がランクインした。
各年代の4〜5位のランキングを見ると、20代は「こんにゃく」「ちくわ」、30代は「白滝」「はんぺん」、40代は「こんにゃく」「牛すじ」、50代は「餅入り巾着」「厚揚げ」との結果が明らかになった。
エリア別の好きなおでん種をみると、すべてのエリアで「大根」「玉子」が2トップにあがった。地域別でみると、北海道・宮城県・東京都・愛知県では「はんぺん」「餅入り巾着」が、広島県・大阪府・福岡県では「牛すじ」「餅入り巾着」がトップ5にランクインした。