愛知県の老舗タイヤショップK-oneの新店舗、一宮店がオープン

愛知県の「街のタイヤ屋さん」として知られ、全日本ラリーやさまざまな自動車レースで活躍している共栄タイヤサービスが、2024年10月11日に県内5店舗目となるK-one一宮店をオープンする。

【画像】街のタイヤ屋さんK-oneの新店舗は新たな取り組みに注目

店舗は東海北陸自動車道一宮西インターチェンジからクルマで東に約10分ほど、名古屋市内を結ぶ県道190号沿いで多くの自動車メーカーのディーラーが集まる「ディーラー街」に位置する。

敷地面積は約500坪と県内の店舗の中で最大級の広さを誇る。ピットは3つ常設され、2025年の春ごろからは認証工場を取得し、車検整備から分解整備の対応も可能となる。ショールーム1階は来店者の待合室になっており、2階はカスタム用品が展示されている。

新店舗の一宮店で注目すべきところは、初めての取り組みとして愛知トヨタの協力のもと「タイヤ&ホイール交換のドライブスルー」事業が導入されたこと。

K-oneの公式ラインアカウントから予約した人が、そのままピットインしてタイヤやホイールの交換作業をスムーズに行うことができるという新しいシステムだ。

予約はK-oneの公式ラインアカウントからと、愛知トヨタの専用ラインアカウントの2つのシステムから可能。

※愛知トヨタのシステムは、愛知トヨタユーザーのみが利用できる

ゆくゆくは近隣のディーラーとも連携し、ドライブスルー可能な該当店を増やしていく予定。

作業希望の前日18時までにラインで予約をすると、最短で翌日の作業入庫が可能となる。

タイヤの保管サービスも行うが、K-oneユーザーだけでなく、愛知トヨタユーザーのタイヤ&ホイールも保管できる広いスペースが確保され、約2800〜3000セットほどを預かれるという。

また、今まで高辻店で作業していたGR86/BRZカップ参戦車両をはじめとしたレースカーの車両整備も、広々としたここ一宮店に移しさらなる高みを目指す。従業員は現在8人体制を採っているが、今後はさまざまな資格を持った整備士を含め10人以上が常駐する予定。

一宮店の店長に就任した竹谷一徳さんは、「タイヤを主として、これからは一宮店を拠点に愛知県の北部エリアのお客様にも『タイヤといったらK-one』と言ってもらえるよう、近隣のディーラーさまと協力して地域密着型のお店にしていきたいです。」と意気込みを語ってくれた。

K-oneは1966年の創業以来、タイヤ&ホイールの整備だけでなくカスタムのチューニング、競技車両の整備も行っている。

今後はタイヤ&ホイールだけでなく、レースで培った経験を生かしクルマを快適&走りを楽しむためのカスタムチューニングにも力を入れていく。

東海エリアだけでなく、全国からも注目されているK-oneの今後の動向に注目だ。

〈文と写真=ドライバーWeb編集部〉