三井不動産は10月4日より、英国子会社「Mitsui Fudosan UK(英国三井不動産)を通じて、ロンドンの「テレビジョンセンター」再開発計画における第二期分譲住宅「The Ariel(ジ・アリエル)」(全167戸)の先行販売を開始する。
同再開発計画は、同社グループが英国公共放送局のBBCの本社建物を2012年7月に取得して以来、開発を推進している街づくりプロジェクト。BBCのスタジオやオフィスなどとして利用されてきた建物を、住宅、オフィス、ホテルなどへと生まれ変わらせる街づくり型大規模再開発事業で、住宅、オフィス、ホテル、レストラン、シネマなどで構成する。
第一期(2018年竣工、全432戸完売)は、同社として英国初の住宅分譲事業となった。第二期分譲住宅事業「The Ariel」は、地上23階、全167戸。ホワイトシティエリアで希少な高層マンションでありながら、スタジオタイプ1ベッドルームの部屋を多く配置するロンドン中心部での都心生活を実現したいさまざまなライフスタイルの人に向けて展開する。
共用部は、在宅勤務のための複数のラウンジスペースをはじめ、屋外テラスや、ダイニングスペース、シアタールームなどの施設を用意。隣接する会員制クラブ「Soho House」のジム利用権も提供する。
同物件は2024年着工、2027年竣工予定。