元プロ野球選手の“デーブ大久保”こと大久保博元氏が19日、YouTubeチャンネル『デーブ大久保チャンネル』で公開された動画「中日の立浪監督が退任を発表しました」に出演。中日・立浪和義監督の退任に感じたことを明かした。

デーブ大久保氏

デーブ大久保氏が自身の経験談を明かす

立浪監督の退任について語るなかで、デーブ氏は2023年の巨人での打撃コーチ時代を回想する流れに。当時監督だった原辰徳氏の招聘で、一軍打撃チーフコーチに就任したデーブ氏。チームの成績は低迷し、原氏の監督退任を受け、自身も1年で退団することとなったが、この件について「昨年、巨人軍というところにお世話になって、Aクラスに上げられなかった、Bクラスで終わったっていうのは、まだまだリハビリがいる。『本当に申し訳なかった』って(思っている)」と打ち明ける。

さらに、「いい人をやろうか嫌われ役をやろうかで『嫌われ役をやろう!』って決めて、行ってみても、歯車が合わないのは俺の責任だったなって未だに引きずってるんですね」と続けつつ、「だから、『立浪監督、ゆっくり休んで』ってみなさん言うでしょうけど、ゆっくりなんか正直休めないんですよね」と想像。そして、「このリハビリは一生続くと思うんですよね、監督」「3年連続Bクラスっていうのはね、一生自分の中に残るリハビリになる」などと述べて、立浪監督の今後に思いを馳せていた。

【編集部MEMO】
『デーブ大久保チャンネル』は、西武の一軍打撃コーチ、楽天の監督、巨人の一軍打撃チーフコーチなどを務めた、元プロ野球選手の“デーブ大久保”こと大久保博元氏によるYouTubeチャンネル。清原和博氏や愛甲猛氏、広澤克実氏、槙原寛己氏をはじめとするレジェンド選手をゲストに迎えた動画が人気を博しているほか、野球界のニュースや自身の近況についてもトーク。巨人のコーチを退任する際には、原辰徳前監督からの招聘秘話、コーチ就任時の率直な心境を涙ながらに語った動画が注目を集めた(※動画「【報告】巨人軍を退団して、居酒屋の親父に戻ります。」にて)。