JR東海、ジェイアール東海商事、ミズノの3社は、「東海道新幹線再生アルミ」(東海道新幹線の車両に使われていたアルミ)をリサイクルしたこども用の金属バット第2弾を共同開発し、10月1日から販売開始すると発表した。

  • 「東海道新幹線再生アルミ」をリサイクルした金属バットの第2弾を発売

廃車となった東海道新幹線N700系の車体アルミを分別して溶鉱炉で溶かし、高純度のアルミ合金のみ抽出する技術を用い、バット材に適したアルミに成形した。「東海道新幹線再生アルミ」を約95%使用しているという。

第1弾はN700系と「ドクターイエロー」のカラーを再現したが、第2弾は新幹線の初代車両0系をモチーフとしている。バット形状は第1弾と同じだが、デザイン面にこだわり、バットのキャップ部分を新幹線のノーズに見立て、0系の独特な愛らしいフォルムを表現。運行開始した1964年当初の「0系初期型」で用いられた大型窓をデザインで表現した。

小学1~3年生と新幹線ファンを対象とし、商品名は「0(ゼロ) KONG-1964」。サイズは74cm/440g。カラーはホワイト×ブルー。価格は1万7,600円。500本限定の予定で、9月19日から予約を開始した。10月1日以降、ミズノ直営店とミズノ公式オンラインで販売する。