マイボイスコムは9月17日、「眼鏡の使用」に関する調査結果を発表した。調査は2024年8月1日~8月7日、9,354名を対象にインターネットで行われた。

眼鏡の所有数

度が入っていないものも含め、眼鏡を持っている人は約84%だった。所有数は「1個」が23.4%、「2個」が26.7%となっている。

持っている眼鏡にある機能・性能

所有している眼鏡にある機能・性能は(複数回答)、「ブルーライトカット」が眼鏡所有者の28.9%、「手元用、老眼用」「紫外線(UV)カット」「傷や汚れがつきにくい」が各2割強だった。「ブルーライトカット」は過去調査と比べて増加傾向、また女性でやや高くなっている。「紫外線(UV)カット」は女性や高年代層で高い傾向でにあった。

  • 所有している眼鏡には、どのような機能・性能がありますか?

眼鏡の用途・利用シーン

眼鏡所有者に、どのような用途やシーンで眼鏡を使うかを聞いた(複数回答)。眼鏡を常にかけている人は40.9%、男性では5割弱、女性では3割強だった。「コンタクトレンズをしていないとき」は女性10~40代、「休みの日」は女性10・20代で高くなっている。

眼鏡選定時の重視点

眼鏡選定時の重視点は(複数回答)、「価格」「フレームの色・デザイン」が眼鏡所有者の各60%台、「かけごこち」が47.9%、「重さ」が30.9%だった。「フレームの色・デザイン」は女性30~50代、「かけごこち」「紫外線(UV)カット」は女性高年代層、「レンズの材質」「重さ」は高年代層で高くなっている。

眼鏡を最もよく購入する場所

眼鏡所有者に、眼鏡を最もよく購入する場所を聞いた。「均一プライスの眼鏡専門店の店頭」が43.7%で増加傾向に。男性10・20代や女性若年層で高い傾向で、女性10~30代では各6割強となっている。

次位の「眼鏡専門店の店頭」は37.2%で減少傾向となった。若年層で比率が低く、70代で高くなっていいる。

  • 眼鏡を購入したことがある場所のうち、最もよく購入するところはどこですか?

眼鏡購入場所の重視点

眼鏡を購入する店舗で重視する点は(複数回答)、「価格が安い」が眼鏡購入者の58.0%、「品揃え」が42.5%、「アクセスのよさ」「品質」が各3割強となった。

主に「眼鏡専門店」「デパート・百貨店」「眼鏡のセレクトショップ・デザイナーズ専門店」で購入する層では、「品質」「品揃え」が上位2位。また、「店員の技術・知識」も高くなっている。

  • 眼鏡を購入する店舗について、どのような点を重視しますか?

その店舗で最もよく眼鏡を購入する理由

均一プライスの眼鏡専門店で購入するという人からは、「フレームの種類が豊富で当日中に受け取れる」(女性68歳)との声が寄せられた。眼鏡専門店を選んだ理由は、「メガネを掛けているとこめかみが痛くなるフレームがあるので、品質のよいフレームとレンズを扱っている専門店でないと無理」(女性34歳)とのこと。オンラインショップで購入する理由は、「オンラインではフレームの選択肢が多いから。店舗ではその店にある品ぞろえから選ぶしかないので」(男性60歳)とのことだった。眼鏡のセレクトショップ・デザイナーズ専門店を選択した人からは、「予約制のため一人にしっかり時間をかけて検査してくれる。アフターフォローがしっかりしてる」(女性46歳)との声が。ディスカウントストアで購入する人からは「老眼鏡はあらゆる場所に置いておきたいから」(男性64歳)といった理由が寄せられた。