テレビ朝日系ドラマ『スカイキャッスル』(毎週木曜21:00~)の配信再生回数が合計1,500万回を突破し、6週連続で200万回再生を突破した(ビデオリサーチ調べ)。

  • 左から松下奈緒、小雪=テレビ朝日提供

■『スカイキャッスル』女優陣の芝居や展開の速さが好評

韓国の大ヒットドラマ『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』(18~19年)を、松下奈緒、木村文乃、比嘉愛未、高橋メアリージュン、小雪という豪華女優陣で日本版リメイクする今作は、世にも優雅な佇まいとは裏腹に燃えたぎる野心、猛烈な見栄とプライド、誰にも言えない秘密を抱えた、美しきセレブ妻たちのドロ沼マウントバトルを描くギラギラでドロドロ=“ギラドロ”サスペンスミステリー。

最終回が非地上波チャンネルで当時歴代最高の23.8%をおさめるなど記録的大ヒットドラマをリメイクするということで、開始当初は不安の声も少なくなかったが、第6話まで放送された現在は配信の総再生数が1,500万回を突破するほどの好調ぶりを見せている。日本版では豪華キャストが体当たりの演技を見せ、SNSでは「みんな演技上手い」「松下さんの演技が格別」「比嘉さんは視聴者が感情移入しやすい芝居」「九条先生(小雪)が怖すぎる」と女優陣の芝居が高評価。さらに、原作の全36話をおよそ3分の1ほどの話数に凝縮していることから、「嵐のような怒涛の展開にしびれまくり」「毎週展開が速い」「猛スピードで展開しますね」と、スピード感あふれる展開に目が離せない視聴者も多いようだ。今作から原作ドラマに興味を持ち、初めて視聴する層もいるなど、リメイクが原作の新たなファンを獲得するきっかけにもなっている。

現在TVerでは、1〜6話のSPダイジェストも配信中。

■第7話では、未久が浅見家で好き勝手振る舞い始める

1週休止を経て、今週12日には第7話が放送される。DNA鑑定の結果、居候させている苦学生・山田未久(田牧そら)が、夫・英世(田辺誠一)の実娘だと知ってしまった浅見紗英(松下奈緒)。この日を境に、浅見家の状況は悪化の一途をたどる。勝ち誇ったかのように、家の中で好き勝手振る舞い始める未久。秘密を握られている紗英はただただ看過するしか策がなく、手を焼くばかりとなってしまう。そんな母の態度に、何ひとつ裏事情を知らない長女・瑠璃(新井美羽)は激怒。ますます敏腕受験コーディネーター・九条彩香(小雪)だけを頼りにするようになり、親子関係は泥沼化していく。一方、受験生の家族を次々と崩壊へ導いてきた九条に対し、疑念を増大させる南沢泉(木村文乃)、二階堂杏子(比嘉愛未)、夏目美咲(高橋メアリージュン)は偵察を開始。九条の真の狙いとは。彼女の存在に恐れをなした紗英もまた、現状を打破するため、思い切った行動を起こす。そんな中、新たな悲劇の幕が上がり、スカイキャッスルをふたたび震撼させる“事件”が発生する。