小学生の夏休みの宿題といえば……そう、自由研究。得手不得手はありますが、自由度の高い課題に胸を胸を踊らせた人も多いことでしょう。

現在Xでは、小学2年生が作ったこんな自由研究が大きな話題となっています。

次女(小2)の自由研究
無類のペンギン好きなので、骨格標本を作ることにしたらしい
組み立ては手伝ってましたが、パーツ作成はほぼ自力でやってたので大変そうでした
(@funfan2ndより引用)

  • (@funfan2ndより引用)

ポストの主は「funfan / Kenji Nakatsuka(@funfan2nd)」さん。無類のペンギン好きだという投稿主のNakatsukaさんのお子さん(小学2年生)が、自由研究にペンギンの骨格標本を作ったのだそう。投稿された写真を見てみると……へっ? すっごーーーー!!!

ケープペンギンの骨格標本をダイソーの「もちっと のびーるねんど」で作ったそうですが、たくさんある骨の一つひとつが精巧に作られていて、これはクオリティーが高すぎます!!

組み立てはNakatsukaさんも手伝われたそうですが、パーツはお子さんがほぼ自分で作ったとのこと。小学2年生という若さでこんな作品が作れるとは、大人顔負けの完成度の高さに脱帽ですし、ペンギンへの情熱が伝わってきますよね!

この作品は大きな反響を呼び、5.7万件のいいねを獲得(9月5日時点)。「それ片手にランドセル担いでくる小学生震えます。教室が理科室に…!! (すごい。)」「小2の自由研究スゴすぎる」「無類のペンギンスキーが骨格標本作るとか、これぞ才能の始まりって感じで誇らしい」「標本を自作するとか異次元すぎる」「小学2年生と聞いて腰を抜かしました! 頬骨や肋骨の鉤状突起まで正確に再現されていて、ものすごくしっかり観察されたことが伝わってきます! すごすぎます!!!!!」「小2?! すごい!! 好きを極めるってすごい!」など、数々のコメントも寄せられました。

さらに、お子さんは骨格標本だけではなく、なんと10ページほどあるレポートも書いたそう!

ちなみに骨格標本だけじゃなくて、本人がまとめた10ページぐらいのレポートもあります。(下書きは手伝ってたはず。)
夏休み中に両方作ってたので、後半は大変そうでした。
(@funfan2ndより引用)

  • (@funfan2ndより引用)

お子さんがペンギンの骨格標本を作ったのは、お姉さん(小5)が、小学2年生の時にオオサンショウウオの骨格標本を作ったことに影響を受けているそうです。きっかけとなったお姉さんの作品も素晴らしい〜!!

ちなみに長女(小5)も2年生の時にオオサンショウウオの骨格標本を作ってました。
これに影響されて今回があるという感じですね。
(@funfan2ndより引用)

  • (@funfan2ndより引用)

投稿主さんに聞いてみた

多くの人々を驚かせ、感心させたこの自由研究。今回はさらに詳しい話を投稿主のNakatsukaさんにお聞きしました。

ーーお子さんはペンギンのどんなところが好きなのでしょう?

ペンギンの動きと、白黒の体と目が綺麗なところが好きなようです。

ーー粘土製だということですが、どのようにして作っていったのでしょうか? また、製作期間はどれくらいでしたか?

骨格標本の画像などを見比べながら部分ごとにパーツを1つずつ作りました。針金を土台にして作ったパーツをボンドで固定しました。

骨格標本の制作日数は大体2週間です。

ーー作るうえで難しかったところやこだわったポイントがわかりましたら教えてください。

本人曰く、難しかったところは肋骨の骨を細く作るところで、こだわった部分はフンボルト属の頭蓋骨なのでクチバシを厚くして鼻の穴を作ったところだそうです。

ーー今回のポストが大きな反響を生んでいますが、率直なご感想などはございますか?

自分の作品を沢山の人に見てもらって、びっくりしたのと、少し恥ずかしかったというのが本人の感想です。

親目線の感想としては、長女の作品も含めて、子供たちの頑張りをたくさんの人に見ていただいて、さらにポジティブなお言葉をたくさんもらえたのが嬉しかったです。


「好きこそものの上手なれ」とはいいますが、お子さんたちの技術力や探究心に驚かされますね♪