元プロ野球選手で野球解説者の篠塚和典氏が8月26日、YouTubeチャンネル『[ラミレス公式]ラミちゃんねる』で公開された動画「【胸アツ】坂本勇人育成秘話! 2000安打達成から引き際まで愛弟子坂本ついて元コーチ篠塚が語り尽くす!! 入団当初から別格スターだった選手とは!? 【篠塚和典さん対談(2)】」に登場。巨人・坂本勇人について語った。
坂本勇人にかけた言葉とは
チャンネルスタッフから「現在の坂本選手、どうご覧になってますか?」と問われた篠塚氏は、「まあちょっと本人も苦しいというのもあるだろうし、まだ実績があるからそう簡単には終われないっていうね。そういう気持ちでやってるところもあるし」と心中を推察しながら、「もしかしたら、このまま終わってしまうのかなっていう感じもあるけど、実績としては文句ない成績を残しているので、もう一回踏ん張ってもらいたいなという思いはやっぱりありますよ」と本音を吐露した。
また、「なにかアドバイスを送るとしたら?」との問いに、篠塚氏は「やっぱり、先は長くないですからもう」「この間も(よみうり)ランドで会ってね、『先も長くないんだから、しっかり頑張れよ』って話をしたんで」と告白。
その上で「それはもう、野球人はある程度の年齢が来ると少しずつそういうものは、頭の中によぎってくるんでね」「成績を持ってる選手なので、本人もそんなに心配はしてないんじゃないですか? 自分の中で上に行けなければ、このまま引退するかってのは、もう本人が考えることで」と自身の考えを述べつつ、「その辺は我々近い人間がアドバイスするということはあまりないですよね、逆に」とも語っていた。
【編集部MEMO】
セ・リーグの遊撃手として史上初の首位打者獲得、右打者として最年少となる31歳10カ月での通算2000本安打達成など、数々の記録を作る坂本勇人。2023年シーズン後半からは定位置のショートからサードにコンバート。2024年シーズンはサードに専念している。