カエルパンダは、デジタル化され消えゆく列車の方向幕をテーマとしたシミュレーターアプリのシリーズ第1弾『くるくる回そう! 方向幕コレクション for Nintendo Switch -近畿日本鉄道編 part1 近鉄奈良線- 鉄道方向幕シミュレーター』(幕コレ・近鉄奈良線)のダウンロード版を9月5日に発売すると発表した。
列車の行先を表示するシステムで使用される「急行」「普通」といった種別、さまざまな「●●駅行き」表示が印刷された幕を「方向幕」という。さまざまな行先が用意されており、折返し駅にて幕が回転することで次の新しい行先に変更される。
「幕コレ・近鉄奈良線」は、近畿日本鉄道と近鉄車両エンジニアリングの全面協力・徹底監修の下、実車に搭載または過去に搭載された方向幕を忠実に再現した、幕回しを楽しむ(だけの)アプリケーション。シミュレーターとしての実用性を重視し、「ゲーム性などは隠し機能的なものを除いて一切入れておりません」とのこと。実際の車両から電鈴や警笛、扉開閉音などを録音したリアルな音源を収録しており、タイトル画面等でも鳴らして遊べる。
第1弾となる同作では、近鉄奈良線系統(奈良線・京都線・橿原線・けいはんな線)の通勤電車の方向幕(前面)を収録。旧・東大阪線(現・けいはんな線)の幕は、類似したフォントを使用した再現データとなる。ダウンロード版の価格は1,000円。なお、ニンテンドーeショップでの発売日に先駆けて先行予約を開始しており、9月26日23時59分まで10%オフの900円で販売する。