小籔千豊、『すべらない話』MVS「略礼服」誕生きっかけの“共演者”明かす

お笑い芸人の小籔千豊が26日、公式YouTubeチャンネル『ペラペラ小籔』を更新。フジテレビ系『人志松本のすべらない話』で披露し、もっともすべらなかった話に贈られる“MVS”を受賞した「略礼服」の誕生秘話を明かした。

“芸人人生の中で一番ウケた瞬間”は「略礼服」

妹の結婚式のために略礼服を買いに行ったところ、なぜか半ズボンだったというオチで松本らを爆笑させていた「略礼服」エピソード。当時の小藪は、まだ世間に知られていない時期だったため、「よう考えたら、ダウンタウンが俺のこと、“おもろい!”って賞くれるって……。サッカーやってる人にメッシが、“お前サッカー上手いな”って言って、賞を渡してくれるのと同じというか」と感激しながら、「まず、ダウンタウンがこっち見てること自体、いまだに“ん?”ってなることもあるし。だから、これはターニングポイントウケではありますね」と回顧した。

また、“芸人人生の中で一番ウケた瞬間”として、「略礼服」を挙げた小藪だったが、「『すべらない話』でウケたから、ここに入ったんちゃう」と語り、同エピソードが誕生したきっかけを吐露。同番組に出演する数年前、NHKの連続テレビ小説『わかば』に出演していた小藪は、撮影中に3時間待ちの日があったそう。退屈しのぎで、共演者のばんばひろふみに、「略礼服」の話をしたところ、「その話めっちゃおもろいな!」と大ウケしたと言い、「わかばちゃんが来たら、“めっちゃおもろいねん! ちょっとやったって!”みたいに言うて。俺はまたバーッとしゃべって、またばんばさんがグワーッ笑って」と打ち明けた。

その後も、ばんばから話を聞きつけた内藤剛志らにも披露したそうで、「ばんばさんに振られて、『わかば』の間に5～6回して」と苦笑しながら、「それでみんな笑ってくれて。そこでだいぶ根性鍛えられた。話すのが上手になっていったというか」と、エピソードトークに磨きがかかったことを告白。さらに、ドラマ撮影終了後、ばんばのラジオ番組に呼ばれた際も、「ホンマにあの話面白くてね。結婚式の。あれやったって!」と振られたそうで、「ばんばさんの千本ノックによって、MVSいただいたようなもんですね。なので、記憶に残るウケは、ばんばさんにめちゃくちゃウケたという話です」と締めくくっていた。

視聴者からは、「半ズボンネタ裏話聞けるのうれしいです!」「略礼服の話めっちゃ好きで何回も見た」「すべらない話の裏話聞けて最高」「ばんばさんの1000本ノック笑」「裏側にそんなエピソードがあったとは…」「略礼服は歴代No.1のMVS」など、多くの反響が寄せられている。