元プロ野球選手で野球解説者の五十嵐亮太氏が13日、YouTubeチャンネル『イガちゃんねる 〜五十嵐亮太の人生は旅だ〜』で公開された動画「【絶好調の理由】解説者の9割が最下位予想! スワローズに何が起きている?! 好調の理由をハイテンションな山本さんと、冷静な五十嵐とで考察してみた件」に出演。ヤクルト・池山隆寛監のリリーフ起用について語った。

池山隆寛監督

池山隆寛監督

「ちょっと驚かなかったですか?」

動画公開日翌日の4月14日終了時点で11勝4敗と首位を快走しているヤクルト(※4月16日時点でも1位)。この時点でチーム打率.257はリーグ2位、チーム防御率2.42はリーグ1位を記録するなど、投打ともに極めて高い水準で噛み合っている。

快進撃の要因について、「何がすごいかって、やっぱり接戦を勝ってるところ」と勝負強さに注目した五十嵐氏。「昨日の試合でもジャイアンツに2対0なんですよ。11安打打ってるけど2点っていうところなんだけれども、それをしっかり守り切ってキハダに繋げてる」と、2桁安打を放ちながらも得点が伸び悩む展開の中、僅差をしのいで新守護神のキハダにつなぐ「守り勝つ野球」が徹底されていると分析した。

その象徴的な場面として五十嵐氏が触れたのが、ドラフト4位ルーキー・増居翔太のプロ初登板だ。2点リードで迎えた8回という緊迫した場面でリリーフ起用されると、代打・増田陸に安打を許しながらも後続を断ち、1回無失点の好投でデビュー戦を飾った。

この場面での起用に、五十嵐氏は「昨日でも8回、ちょっと驚かなかったですか? ここで使うんだって」と率直な驚きを口にしつつ、「僕はね、この思いきりが池山監督のすごさでもあるのかなと思うんですよね」「若い選手を経験させながら勝つこんないい試合はないんですよ」と絶賛した。

さらに、「例えばさ、もうちょっと楽な場面とかあるじゃないですか。でも1発目であの試合で投げられるって結構自信にもなるし、『こういったところで自分が使われるんだ』『頑張ろう』っていうモチベーションにつながるので 、あの起用はすごく色んな意味で大きかったなと思いますね」と、ルーキーに試練と自信を同時に与える池山監督の大胆な采配が、チームの活性化と勝利を両立させていると高く評価していた。

【編集部MEMO】
五十嵐亮太氏は、ヤクルトスワローズやメジャーリーグのニューヨーク・メッツ、福岡ソフトバンクホークスなどで活躍した元プロ野球選手。最速158キロを誇るストレートを武器にリリーフとしてチームを支え、日米通算900試合以上に登板。球界を代表するリリーフ投手として名を刻んだ。