フジテレビの軽部真一アナウンサーが24日、音楽ストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』にゲスト出演。トレードマークの“蝶ネクタイ”を着けるようになった理由を明かした。

軽部アナ「外見から変えたほうがいい」と決断

軽部真一アナウンサー

1994年にスタートした朝の情報番組『めざましテレビ』。同番組で、放送当初から現在にいたるまでの30年間、エンタメキャスターを務めている軽部アナは、「生き字引的な存在になってます」と自賛。起用のきっかけを聞かれると、当時、サッカーの実況アナウンサーとして誘われるも、サッカーに疎かった軽部アナは、返事を保留。その2週間後に、同番組の立ち上げを耳にし、「なんかやることないかな? って、親しいディレクターに言いに行ったの。売り込んだんだよ」と打ち明けた。

自らオファーした結果、エンタメキャスターを務めることになった軽部アナだが、「そこまでずっと現場をやってたんで、僕はフジテレビの中で、最も重くて暗いアナウンサーだったの」と吐露。入社後は、事件や事故のリポートを担当していたため、「そういったキャラクターの軽部が、ポップで楽しい『めざましテレビ』のエンタメをやるってことになったら、外見から変えたほうがいいだろうと。それで、サスペンダーと蝶ネクタイ」と、自身の堅苦しいイメージを一変させるための工夫だったと明かしながら、「楽しかったよ、毎日。大変さよりかは、楽しさのほうが強かったように思いますね」と懐かしそうに振り返った。

また、「ハリウッドスターにインタビューすることも非常に楽しかったし、面白かったし、やりがいがあった」「マライア・キャリーとか、トム・クルーズとか。何回も何回も会うから、向こうが覚えてくれるわけですよ」と語った軽部アナ。レオナルド・ディカプリオについても、「そんなにたくさん会うわけではない」と前置きしつつ、「記者会見で、“はい!”って手を挙げて司会者の人が指してくれたら、ディカプリオがにこって笑って、“その蝶ネクタイ覚えてます。また会えましたね”みたいなことを言ってくれた。うれしかったよね」としみじみ。数々のエピソードに、宮司アナが、「すごい!」と声を上げると、軽部アナは、「トレードマーク、みなさん大事です(笑)」とアピールしていた。

【編集部MEMO】
2023年11月にスタートした『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』は、フジテレビアナウンサー・宮司愛海がパーソナリティを務めるSpotifyオリジナルポッドキャスト番組(毎週土曜9時配信)。宮司アナは番組開始前、「入社9年目、会社員として働く毎日で感じたこと、思ったことを話します。アナウンサーとしての私、32歳の等身大の私。背伸びせずありのままの気持ちを言葉で表現したいと思っています。基本的には“ひとりごと”のつもりですが、時々素敵なゲストの方をお迎えしていくつもりです」とコメントを寄せ、「リスナーの皆さまからのメッセージや叱咤(しった)激励も織り交ぜながら、素敵な番組を作っていきたいと思っています!」と意気込んでいた。