元プロ野球選手で野球解説者の山崎武司氏が22日、YouTubeチャンネル『アスリートアカデミア【岡崎郁 公式チャンネル】』で公開された動画「【vol.1】山崎武司さん登場 / 古巣の今シーズンを一問一答一刀両断 / 松木平・大野・高橋・小笠原・柳の投手陣について / キーマンは石川昂弥と浅村栄斗 / 支配下枠5を残して補強終了」に登場。中日のダヤン・ビシエドの現状について語った。

山崎武司氏

ビシエドの実力に太鼓判

今シーズン、2軍で実力を発揮しながらも、1軍での出場機会に恵まれないビシエドについて、山崎氏は「なかなかチャンスがもらえない」と本音を漏らしつつ、「現状、使えないってことは、僕は全然ないと思います。1軍でプレーすれば活躍してくれる、力はまだ残っている選手です」と太鼓判。

続けて、「なかなか今、正直、立浪監督との折り合いがつかないということで、2軍暮らしにはなってますけど」「ドラゴンズを引っ張ってきた選手なんで、チャンスを与えてあげたいなあという気持ちでビシエドを見ています」と、個人的な思いを語った。

そして、「登録ももう外国人枠を外れましたんで、どこの球団でもプレーできる状態にあるので」と前置きした上で、「まず自分を磨いて頑張ってほしいなと思います。今でも1軍でバリバリできると思いますね」とエールを送っていた。

【編集部MEMO】
中日ドラゴンズ、東北楽天ゴールデンイーグルスなどで通算27年間にわたり活躍した山崎武司氏。通算403本塁打を誇るホームランバッターで、本塁打王に2回(1996年・2007年)輝いている。また、史上3人目のセ・パ両リーグでの本塁打王の達成者でもある。