JR東日本は、秋の期間(2024年10~11月)に運転する臨時列車について発表した。今年4月から運転開始した「SATONO」を使用する臨時列車として、仙台~山形間(仙山線経由)で快速「いろどりSATONO」を新たに設定する。

  • JR東日本の観光列車「SATONO」。現在はおもに磐越西線で「あいづSATONO」として活躍中

「SATONO」はディーゼルハイブリッド車両「リゾートあすなろ」(HB-E300系)のうち2両を改造し、南東北の新たな観光列車として今春デビュー。磐越西線郡山~喜多方間の「あいづSATONO」で活躍するほか、6月には山形駅発着で左沢線を経由する「さくらんぼSATONO」も運転された。

9月まで「あいづSATONO」の運転を行った後、10~11月は「いろどりSATONO」として運転。仙台駅11時22分発・山形駅13時15分着、山形駅14時32分発・仙台駅15時58分着の1日1往復(上下計2本)を設定し、仙台~山形間で途中の北仙台駅、作並駅、山寺駅に停車する。「大型の車窓より仙山線沿線の景色を眺めながら、秋のお出かけをお楽しみください」(JR東日本東北本部)とのこと。

  • 「あいづSATONO」の運転は9月まで。10~11月は仙山線で「いろどりSATONO」に

「いろどりSATONO」の運転日は10月5・6・12・13・14・19・20・26・27日と11月2・3・4・9・10・16・17・23・24日。10~11月の土日祝日に全車指定席の快速列車として運転される。