フジテレビの動画配信サービス・FODでは、タイBLドラマ『Love in The Air』の日本リメイク版となる『Love in The Air-恋の予感-』(略称:LiTA)を、11月3日から先行独占配信する。

  • 『Love in The Air-恋の予感-』原作:MAME/企画協力:Me Mind Y co., Ltd. & Magic Cube Entertainment Co., Ltd/(C)Love in The Air-恋の予感-制作委員会

『Love in The Air』は、人気小説『Love Storm』と『Love Sky』が一つの物語として生まれ変わり、Payu(嵐)、Rain(雨)、Prapai(風)、Sky(空)の4人が主役を飾る2022年に制作されたドラマ。突然の出会いが巻き起こす恋と、一夜の関係から始まる恋……嵐の訪れと共に、2組の激しくも優しい愛が展開していく。

2023年の楽天TVのBLドラマ部門で販売本数年間ランキング1位を獲得するなど、多くの視聴者を魅了し、今もなお根強い人気を誇っている。

日本のみならず世界中で大ヒットを記録した本作が今回、日本リメイク版『Love in The Air-恋の予感-』として登場。本作は、南雲奨馬、濱屋拓斗、鈴木曉、長妻怜央という注目の若手俳優4人が主演として出演。また、最新の特報映像も公開され、ロックバンド・リアクション ザ ブッタの「lowkey」という楽曲が起用された。

このドラマの完成を記念し、配信開始前日となる11月2日、都内で『Love in The Air-恋の予感-』完成記念試写会を開催することが決定。ドラマオリジナルキャストのBoss、Noeul、Fort、Peatの4人がタイから来日し、日本の南雲奨馬、濱屋拓斗、鈴木曉、長妻怜央と共に、ファンに向けてパフォーマンスを披露する。タイ版と日本版の8人が共演するこのイベントはここでしか見られない貴重な機会だ。

イベントのチケット発売や詳細については、後日公式SNS・公式ウェブサイトで発表される。

コメントは、以下の通り。

■南雲奨馬

「もともとタイのBL作品は何本も観ていたんですが、オリジナル版の『Love in The Air』はスケール感が大きくてバイクやアクションもあって、“めっちゃ面白い”ドラマだと思っていたので、今回出演させてもらえて本当に嬉しいです。オーディションの時から“Payu役を演るのは自分しかいない”と思ってました。自分もバイクに乗るし、ちょうど髪も伸ばしていたし、Payuの少し策士っぽいところなんかも自分との共通点が多いと感じていたんです。Rain役の拓斗は、本当に役のイメージそのままで、普段話している時との境目がわからなくなるほど自然に撮影していました。そんな拓斗とのエモーショナルなシーンをぜひご覧いただきたいです」

■濱屋拓斗

「実は、Sky役だと勘違いして面接に行っちゃったんです。Rain役だよって言われて、すごくびっくりしました(笑)。演じてみて、Rainの役は感情の起伏とか波長が僕と合うみたいで、監督さんからも素のままでいいよと言われたので、ずっと自然体でいられました。タイオリジナル版のストーリーとか人間関係とか舞台が好きなので、日本リメイク版はタイや海外の人に、どんな風に感じてもらえるか、すごくドキドキしています。日本っぽいところを楽しんでいただけると嬉しいです。相手役の奨馬は、年下とは思えないほどクールで大人っぽくて仕事に対する熱量も高くて、本当にすごい人だと思ってたんですけど、時々ヤンチャな所もあって、僕はいつもイジられてました(笑)」

■鈴木曉

「タイオリジナル版の『Love in The Air』は、もう冒頭の空撮シーンから惹き込まれて夢中で観ました。映像もBGMもすべてがカッコよくて、2組の物語が展開するのも面白くて、最後までずっとワクワクが続いてたのを覚えています。そんな作品のリメイク版に参加させていただけることが光栄で、また楽しみでもあって、実は勝手に日本版のPrapai役のキャラクター背景を設定して、資産はいくらの御曹司だとか、遊び人だけど品の良い遊び方をするはずだとか、役になりきって準備をしていました。Skyを演じる怜央とは、初日から意気投合して、そのまま怜央の家に泊まり込んだりするほど、このドラマを通して関係が深まりました。彼の照れるシーンの表情がすごく可愛いので必見です。お楽しみに」

■長妻怜央

「Skyの役は、今まで演じてきた役の中で一番難しいキャラクターでした。 『Love in The Air』を含めたタイのBL作品は、前提として同性愛に対する否定や葛藤が無いところから始まるものが多く、そこが面白いのですが、日本人である自分が演じるとなると違和感が出てしまうので、その感覚との差を埋めたり、自分と似ている部分を探したりして、自分なりのSkyを作っていきました。Prapai役の曉は、フレンドリーで思いやりがあって、僕のボケを全部ひろってツッコんでくれるので助かります(笑)。今までこんなセクシーなシーンを演じた経験がなかったんですが、曉相手だと遠慮なく演じることができたので、それがいいなと思いました。ぜひ皆さんに観ていただきたいです」

■監督/脚本:畑中みゆき氏

「ぎゅっと詰まった撮影の中でギリギリまで俳優部と話し合いながらお芝居を構築しました。それを各スタッフが真摯に丁寧に映像にしてくれました。その熱量を楽しんで頂ける作品になっていると思います。多くの皆さまにご覧頂けたら幸いです!」

■脚本/監督:灯敦生氏

「念願だったBL作品。純度100%の愛物語LiTAに出会えて感激です。お人柄も素敵なMAME先生のお力添え、主演4人の格段な仲の良さと芝居への真摯さ、素晴らしいスタッフ・キャストが宝でした。バイク&アクション&人間模様、ご悶絶ください!」

<ストーリー>

嵐が吹き荒れるある夜、大学生の玲(濱屋拓斗)は車の故障により道路の真ん中で立ち往生してしまう。困り果てた玲の前に現れたのは、バイクに乗った青年。慣れた手つきで車を修理し、名乗ることなくその場を去ってしまう。

助けてくれた彼のことがずっと頭から離れない玲は、同じ学部の友人・快(長妻怜央)がうんざりするほどあの夜の出来事を聞かせ、憧れを募らせていた。そんな折、2人が通う建築学科に伝わる“伝説の先輩”の話を玲は耳にする。そしてその先輩こそ、あの日自分を助けてくれた彼・嵐士(南雲奨馬)だったことを知るのだった。学部の先輩との集まりで再会を果たした2人だったが、嵐士は玲のことを「覚えていない」と言い、玲はがっかりしてしまう。

しかしその日の帰り道、またしても車の故障で動けなくなった玲は再び嵐士に助けられ彼の自宅へ行くことに。そこでなんと嵐士は修理代と称し身体を要求、玲は嵐士の色気に抗えず危うく受け入れてしまいそうになる。何とか理性を取り戻した玲は嵐士をはねのけ、その場を乗り切るのだった。

しかしその後も玲の目の前に現れ、修理の対価を求める嵐士。なんとか回避するも、苛立ちが収まらない玲は仕返しをするため快を連れて嵐士が参加する違法のバイクレース開催会場に忍び込む。

しかし厳重に警備された会場でピンチに陥った玲を救ったのは、またしても嵐士だった。そして騒動に巻き込まれた友人の快もまた、そこで風磨(鈴木曉)と最悪な出会いを果たすのだが…

【編集部MEMO】
FODでは、『Two Worlds』『Close Friend3』『Venus in The Sky』『Between Us~縒り合わせる運命~』『Ai Long Nhai』『Coffee Melody』『Close Friend』『Naughty BABE』『2gether-吹替-<ノーカット完全版>』『The Rebound』『Absolute Zero -絶対零度-』といったタイのBLドラマを配信している。