元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が14日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【好調の要因】8月絶好調の日本ハムが6連勝で躍進の要因は? 清宮幸太郎の打撃を見て『もう本物の予感』新守護神柳川投手の評価は? 日本ハムに迫る!」に出演。新庄剛志監督率いる日本ハムが打順を固定しない理由を分析した。

新庄剛志監督

固定する必要がない?

森藤恵美が「今年は、新庄監督は『打順は固定でいきたい』と話してましたけども、なかなか固定ではなく、流動的に変えてみたりとか、ポジションを変えてみたりとか。でも、日本ハム強いじゃないですか?」と質問を投げかけると、高木氏は「固定する必要がないということ」と即答。その理由について「なぜかと言うと、2年間いろんなところを経験させているから」と、新庄監督就任後の2年間が大きいと分析する。

さらに、高木氏は「だから俺は日本ハムに、『固定』という言葉は一回も使っていないと思うんだよ」と続けつつ、「2年間の蓄積があって、いろんなポジションをやらし、いろんな打順を打たせてきたから、ここに来て固定で戦う必要はないと思ってる」とコメント。「だから別に固定じゃなくてもいいと思うし、固定だったら固定でもいいし」と持論を述べていた。

【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。