元プロ野球選手で野球解説者の宮本慎也氏が12日、YouTubeチャンネル『解体慎書【宮本慎也公式YouTubeチャンネル】』で公開された動画「【考察】宮本慎也が巨人二遊間の気になるプレーに痛烈ダメ出し!! DeNA &ヤクルトへ奮起期待!! 後半戦を盛り上げるキーマンは!?」に出演。ヤクルト・村上宗隆のバッティングについて語った。

村上宗隆

村上宗隆のバッティングに抱いた印象

動画公開日の12日終了時点で103試合に出場し、打率.238、21本塁打、55打点と、三冠王となった一昨年はもちろんのこと、昨年と比べても、調子が上がらない印象の村上。宮本氏も「(オールスター明けの)初戦で2発打ったじゃないですか。でも、その後が打ててないんですよ」と説明しつつ、「やっぱり、アウトの結果が、引っ張ったゴロが多いんですよね。そこが気になる」と自身の印象を打ち明ける。

続けて、「(後半戦が)始まった最初の2本は引っ張った感じじゃなかったので、『この感じだと上がっていきそうやな』と思ったんですけど、その後の2試合がフォアボールを抜いて、アウトの5つ6つがセカンドゴロだったので」「良い当たりもあったんですけど、ちょっとそこは心配」と指摘。

また、「『俺がやらないといけない』という力みは当然あると思うんですけど」と推察しながら、「サンタナがいないのは痛いですよね」「彼がいると(負担が)かなり分散するので」と、一時、登録抹消となっていたサンタナの不在も、村上の不調に影響していると分析していた。

【編集部MEMO】
東京ヤクルトスワローズ所属の村上宗隆。令和初かつ史上最年少の三冠王(22歳)、通算100本塁打・シーズン100打点のNPB史上最年少記録(21歳7カ月)、セ・リーグMVP受賞最年少記録(21歳)、シーズン40本塁打の最年少記録(22歳6カ月)、シーズン50本塁打の最年少記録(22歳7カ月)、通算200本塁打のNPB史上最年少記録(24歳3カ月)など数々の最年少記録を保持している。