俳優の野村萬斎が、6日に都内で行われた映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶に浜辺美波、赤楚衛二、武内英樹監督とともに登壇した。

  • 野村萬斎

同作は、2021年に出版されビジネス小説としては異例の14万部を突破した同名小説の実写化作。舞台はコロナ禍真っ只中の2020年の日本。首相官邸でクラスターが発生し、総理が急死するという未曾有の危機に直面した政府は、最後の手段として「歴史上の偉人達をAIで復活させ、最強内閣を作る」ことに。窮地に追い込まれた日本を救うべく、誰もが知る日本の歴史に名を刻む錚々たる偉人が、議員バッジをつけて集結する。

野村萬斎、『もし徳』大ヒット御礼舞台挨拶に登場

イベントでは現在開催中のパリ五輪にちなみ、「もしも○○選手権があったら金メダルが取れそうなもの」についてキャスト陣がトーク。浜辺が「三半規管」と回答し、「ティーカップが回る遊具に乗ってグルグル回されても酔ったことないですし、車で台本を読んでも絶対に酔わない」と自信をのぞかせる。この話を聞いた野村は「ティーカップ、僕嫌いです……」と反応し、「子どもの手を引いて乗ったことありますけど、だんだんウッと上がってきます」と子どもとのエピソードを明かしつつ、振り返っていた。

野村は自身が金メダルが取れそうなものについて聞かれると、「こういう引き声とか……」と切り出し、壇上で五木ひろし・森進一のモノマネを披露。「コロッケさんの真似が好きっていう……」と照れ笑いを浮かべていた。

これを見た武内監督が「萬斎さんとのカラオケがすごく楽しくて、萬斎さんが郷ひろみのモノマネで『2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-』を歌うんです。めちゃくちゃおもしろいし、うまい!」と暴露。すると野村は「見つめ合~う~」と歌い出し、郷ひろみのモノマネを披露し、会場を盛り上げた。

  • 五木ひろしのモノマネを披露する野村萬斎