日本テレビ系大型特番『24時間テレビ47』(8月31日~9月1日)のスペシャルドラマ『欽ちゃんのスミちゃん ~萩本欽一を愛した女性~』に、伊藤淳史と波瑠が出演することが1日、明らかになった。

  • 伊藤淳史(左)と波瑠

『24時間テレビ』初代総合司会・萩本欽一と、4年前に他界した妻・澄子さんの夫婦の物語を描く同ドラマ。

現在40歳の伊藤は、「視聴率100%男」と謳われた日本屈指のコメディアンの10代から80代までを演じる。一方の波瑠は、駆け出しの萩本がずっと特別な想いを抱き続けた女性であり、半世紀にわたって支え続けた澄子さんの20代から80代で亡くなるまでを演じる。

コメントは、以下の通り。

■伊藤淳史

「萩本欽一さんご本人を演じるという大役をいただき、心身ともに引き締まる思いです。今回の台本は、萩本さんご自身の書籍や、ご家族とのやり取りをもとに作られています。萩本さんと奥様の澄子さんとの深い繋がりが、とても胸に響く素晴らしいお話でした。プロデューサーや監督に身を預け、精一杯演じたいと思います。当時の実際の映像も盛り込まれたドラマになっていて、出来上がりを見ることを、僕も今から楽しみにしています。心を込めて演じて参りますので、ぜひご覧いただければ嬉しいです。どうぞ、よろしくお願いいたします」

■波瑠

「世間から見たらそれって夫婦なの?と思われてしまう様なちょっと不思議なところがあるのかもしれません。それでも大切に思い合っている2人の姿を表現できればと思います。澄子さんがどんなふうに考えていたか、萩本さんもあまりご存知ないと伺っていますので、私なりに澄子さんの気持ちをたくさん想像して、汲み取れるようにがんばります。人生をドラマに凝縮すると描き切れない瞬間がたくさんあると思うのですが、心の中では萩本さんを想う澄子さんでいっぱいにして日々を過ごしたいと思います」

【編集部MEMO】
今年の『24時間テレビ』のテーマは「愛は地球を救うのか?」。このテーマについて、萩本欽一は「すごいことするね。でも、ちょっとそれ面白いかもね。それってこの46年間の感謝がないとできないことだし、今年は優しい『24時間テレビ』になるかもしれないね」と語っている。