元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が24日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【前半戦総評】巨人はあの選手の活躍で優勝へ万全の状態に!! 追う広島DeNA阪神の状態は…? ソフトバンク一強を崩すのはどのチーム? 『このチームは厳しい状況…』12球団の前半戦を振り返ります!!」に出演。三浦大輔監督率いるDeNAが後半戦で躍進するために必要なことを指摘した。

三浦大輔監督

DeNAの躍進に必要なこととは

前半戦終了時、45勝42敗1分で3位、打率.254はリーグ1位のほか、盗塁数も広島と並んで1位(45個)となっていたDeNA。高木氏は「前半戦を見る限りではもったいない試合が多いけど、よくやったと思うよ」「チームの課題であった盗塁。走塁はちょっとバツなんだけど、盗塁に関しては非常によくやってると思う」と評価した上で、「これが盗塁から走塁につながってくると、もっとよくなる感じがするよね」「すごく準備が整ったというかさ」と指摘した。

なお、打撃については「打つほうはまったく心配いらない。他の球団から見ると、ものすごくうらやましいと思うよ。技術が高いし、それだけの長打力も持ってるし」とも。そして、「後は何かということだよね。その答えは当然出ているし」と述べて、この話題を締めくくっていた。

【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。