女優の大島優子が、日本テレビ系ドラマ『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』(毎週土曜21:00~)の取材に応じ、共演者の印象やエピソードなどを語った。

  • 『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』に出演する大島優子

    『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』に出演する大島優子

小芝風花とシンクロ「ずっと笑っています」

このドラマは、社会問題になりつつある、全国に2万体も存在するどこの誰かもわからない“名もなき遺体”の身元を特定し、家族の元に帰すことが仕事の「警視庁身元不明人相談室」が舞台。大島は、三田桜(小芝風花)の相棒・月本真を演じている。

小芝風花とは「すごく波長が合うんです」とのこと。「シンクロすることも多くて同じ行動をとっていたりするんです。『ヒルナンデス!』に出演した時に、音楽に乗るタイミングと動きが一緒で、2人で“ハッ!”っとなって(笑)。それぐらいに、バディ感が自然とできているんだと思いました」と振り返る。

山での撮影では、雨を降らせて地面が濡れていたこともあって、「2人ともズッコケて、2人でケラケラ笑ってました(笑)。いつも何かあるごとに2人で目を合わせて、ずっと笑っています」という関係性。お互いの呼び方は「風花」「優子姉やん」で、大島が「恥ずかしい」と言っても変えてくれないことを嘆いた。

クランクインは暴風の中での撮影となったが、なんとそのシーンは丸ごとカットに。ただ、「2人だけのシーンだったんですけど、どれくらいのテンションでいけばいいのか、キャラクターのノリもあんまりつかめていなかったので、ちょうど良くカットしてもらいました(笑)」と、暴風の中で2人の絆を作ることができて結果オーライだったようだ。

  • 小芝風花、大島優子

    小芝風花(左)と大島優子

吉田鋼太郎とのキャッチボールが刺激に

ほかの共演者の話を聞くと、「戸次(重幸)さんは目の前にある知恵の輪をずっとやっていて、半海(一晃)さんはペン回しをやらなきゃいけない役柄なんですけど、人生で一度もやってこなかったというので、ずっと練習しています(笑)」という身元不明相談室のメンバー。

室長役の吉田鋼太郎は今回、小芝・大島との共演に「やった!」と心の中で叫んだことを明かしているが、大島は「鋼太郎さんがすごく仕掛けてくるし、いろんな遊びをしてくるというウワサはかねがね聞いていたので、用心しなきゃいけないなと思っていたのですが、やっぱりめちゃくちゃ仕掛けてきてくれるんですよね(笑)」と印象を語りながら、「鋼太郎さんは、そのキャラクターの何通りものセリフの言い回しが毎回変わって出てくるんです。“ここはこうやってやるんだ”、“そんなやり方もあるんだ”というのを毎回発見させてもらえるので、すごく勉強にもなりますし、それによってこっちも変わったりするので、そのキャッチボールが面白いなと思います」と、大きな刺激になっている。

  • 大島優子

アレルギー食材を食べて焦ったら…

捜査一課の刑事を演じる阿部亮平は、本読みの時に「真さんに想いを寄せている役なので、真さんのことを支えられるように頑張ります」と挨拶したそうだが、その通り有言実行で「支えてくれています」とのこと。その具体的な行動が、番宣で出演したクイズ特番で発揮されていた。

「収録で、私がアレルギーのことを考えずに、お菓子を食べちゃったんです。箱の裏面を見て気づいて“やばい!”って言ったら、阿部くんが収録中なのにセットからいなくなって、メイクさんにティッシュいっぱいもらって持ってきて、“ここに出してください!”って言ってくれたんですよ!

 その収録の終わりに番宣コメントを撮る時に、(カンペが)わりと遠かったので、あまり文字が見えなかったんです。そこで“どうしよう、文字が見えない”って言ったら、自分の携帯を出して、番宣コメントのところをズームして“これ見てください!”って! シゴデキ男!!と思いました(笑)。私のことを役柄通りにすごく支えてくれています」

  • 大島優子
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