元プロ野球選手で野球解説者の山崎武司氏(※崎はたつさき)が20日、YouTubeチャンネル『【東海テレビ公式】ドラHOTpress』で公開された動画「ドラHOT+ 山崎武司のジャイキリ! ~愛するドラゴンズへ提言~」に登場。中日の浮上に必要なことを提言した。

山崎武司氏

キーパーソンは中田翔

前半戦を終えた時点で、38勝46敗6分でリーグ5位の中日に対する「後半戦、浮上への提言」を聞かれた山崎氏は「中田翔が打つ。これに尽きると思います」と断言。司会の峰竜太が「どんな理由でこの提言が出たんですか?」と尋ねると、山崎氏は「開幕してドラゴンズが調子が良かった時期を思い出してください。中田翔、打ってましたよね?」と問いかける。

続けて、「打線の軸というものが必要だと思うんですよ。ドラゴンズは軸がいなかった分、調子が上がってないでしょ?」と説明しながら、「中田翔が戻ってきたことによって、打線の軸をしっかり作っていけば、後半戦も巻き返せる」と持論を述べた。

なお、この動画の配信後、中田は20日の巨人戦で、1軍復帰後初となる適時二塁打。21日も2カ月半ぶりの4号ソロを放つなど、いずれも試合には敗北したものの、打撃面での復調を見せている。

【編集部MEMO】
中日ドラゴンズ、東北楽天ゴールデンイーグルスなどで通算27年間にわたり活躍した山崎武司氏。通算403本塁打を誇るホームランバッターで、本塁打王に2回(1996年・2007年)輝いている。また、史上3人目のセ・パ両リーグでの本塁打王の達成者でもある。