夏になるとより見たくなるのがホラー映画。背筋が凍るような怖いホラー映画は、夏の夜にぴったりです。近年はNetflixなどの動画配信サービスで気軽にホラー映画が見られるのも、うれしいところですね。

そこで今回、映画好きのマイナビニュース会員に「Netflixで見られるおすすめのホラー映画」をテーマとしたアンケートを実施。サスペンス系からミステリー系、さらに日本がほこるじわじわ怖いジャパニーズホラーなど、さまざまな映画をランキング形式で紹介します。

  • 見ると背筋が凍ってしまうような、Netflixで見られるホラー映画を紹介します

    見ると背筋が凍ってしまうような、Netflixで見られるホラー映画を紹介します

Netflixのおすすめホラー映画ランキング

マイナビニュース会員にNetflixで見られるおすすめのホラー映画を聞いてみたところ、ランキングは以下のようになりました(※ランキングは2024年7月時点で視聴可能な作品をもとに作成しています)。

1位『貞子DX』(15.3%)
2位『13日の金曜日(2009)』(14.5%)
3位『着信アリ』(7.6%)
4位『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(6.9%)
5位『死霊のはらわた(2013)』(6.1%)
6位『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(3.8%)
6位『ファイナル・デスティネーション』(3.8%)
6位『事故物件 恐い間取り』(3.8%)
9位『フレディVSジェイソン』(3.1%)
9位『ミスミソウ』(3.1%)
11位『インシディアス 赤い扉』(2.3%)
11位『ハッピー・デス・デイ』(2.3%)
11位『哭悲/THE SADNESS』(2.3%)
11位『ミッドサマー』(2.3%)
15位『ゴーストシップ』(1.5%)
15位『SMILE/スマイル』(1.5%)
15位『死霊のはらわた ライジング』(1.5%)
15位『ブラック・フォン』(1.5%)
15位『ブラッド・レッド・スカイ』(1.5%)
15位『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1.5%)
15位『闇はささやく』(1.5%)
22位『死霊館のシスター』(0.8%)
22位『ゴシカ』(0.8%)
22位『NY心霊捜査官』(0.8%)
22位『エンドレス・エクソシズム』(0.8%)
22位『呪われた死霊館』(0.8%)
22位『バーバリアン』(0.8%)
22位『LAMB/ラム』(0.8%)
22位『イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-』(0.8%)
22位『黄龍の村』(0.8%)

最恐映画ばかり! Netflixのおすすめホラー映画のあらすじ・キャスト一覧

ここからは上位にランクインした作品のキャストやあらすじを紹介していきます。有名シリーズから、人間の恐ろしさを描いたホラードラマまで、いろいろなジャンルの作品が並んでいます。

1位『貞子DX』

あらすじ

見た人が次々に命を落とす「呪いのビデオ」。全国各地で死者が発生するなか、霊媒師のKenshinから挑戦されたIQ200の天才大学院生・一条文華は、この呪いのビデオの謎を解くこととなる。興味本位でそのビデオを見た妹の双葉から助けを求められた文華は協力者たちの力を借りて、呪いのビデオの謎に挑む……。

出演/小芝風花、川村壱馬、黒羽麻璃央、八木優希、渡辺裕之、池内博之
監督/木村ひさし
公開年/2022年

おすすめポイント・見どころ

・「原作とは大きく変わっているが、『リング』が好きな方はぜひ鑑賞したほうがよいと思います」(48歳男性)
・「ジャパニーズホラーの定番だから」(32歳男性)
・「『貞子』シリーズを見てきてるから」(49歳男性)
・「怖いけど慣れてくるとおもしろくもあるから」(44歳女性)
・「『貞子DX』がいちばん不気味でおもしろかったですね」(69歳男性)
・「呪いを科学的に証明しようという取り組み、コメディータッチがよかった」(45歳男性)
・「怖いけれどエンタメの要素もあったから」(47歳男性)
・「日本独特の怖さが好きだからです」(60歳女性)
・「昔からおなじみのホラー映画ですが、怖さも増していて楽しめます」(42歳男性)
・「『貞子DX』は呪いのビデオを見たら24時間以内に死ぬといういつもの内容だが、小芝風花さんが好演しているのが好きだ」(64歳女性)

2位『13日の金曜日』(2009)

あらすじ

1980年、息子を失ったパメラ・ボーヒーズが、クリスタルレイクで何人もの若者を殺害するが、彼女自身も殺されてしまう。その後、行方不明になった妹を探しに、クレイという青年がクリスタルレイクを訪れる。そこで知り合ったジェンナとともに妹を探すうち、クレイはジェイソンによる殺戮劇に巻き込まれていく……。「13日の金曜日」シリーズをリメイクした2009年作品。

出演/ジャレッド・パダレッキ、ダニエル・パナベイカー、アマンダ・リゲッティ、トラヴィス・ヴァン・ウィンクル、デレク・ミアーズ
監督/マーカス・ニスペル
公開年/2009年

おすすめポイント・見どころ

・「ホラー映画の定番で何度見てもゾッとします」(70歳男性)
・「ホラー映画と言えばこの映画とチャッキーが大好きです」(57歳男性)
・「ショックを受けた作品だからです」(54歳男性)
・「昔は恐くて夢に出てくるぐらいだったのに、今は違う意味で笑えておもしろかった」(51歳女性)
・「音響効果が、ハッとする」(64歳男性)
・「ホラー映画のマスターピース『13日の金曜日』のリメイク版」(60歳男性)
・「やはりホラーの原点だと思うからです」(47歳男性)
・「人気シリーズのリメイクだけあり、力が入っているところ」(40歳男性)
・「ジェイソンの表情が見えなくて怖かったから」(75歳男性)
・「『13日の金曜日』を見てから、カレンダーで13日の金曜日が来ることがとても怖くてたまらなくなってしまいました」(56歳女性)

3位『着信アリ』

あらすじ

聞き覚えのない着信音でケータイに着信を受けた人物が、次々と怪死していく。女子大生・由美の友人たちが、謎の電話を受けた後、次々と不可解な死を遂げる。由美は謎の男・山下の助けを借りて、死の予告電話について調べていくが……。秋元康が原作を務めている。

出演/柴咲コウ、堤真一、吹石一恵、石橋蓮司、岸谷五朗、松重豊
監督/三池崇史
公開年/2004年

おすすめポイント・見どころ

・「『着信アリ』を見たときの恐怖感はいまだに思いだします」(48歳男性)
・「怖くて携帯が触れなくなった思い出があるから!」(54歳男性)
・「携帯を使った斬新な設定ながら、古典的な要素もあるすばらしいホラー映画」(65歳男性)
・「ハラハラする内容がいいから」(40歳男性)
・「やはりホラー映画は洋画より邦画のほうが怖いと思うので『着信アリ』を選びました。洋画はただ怖がらせるだけにしか感じず、邦画は心の奥底の人間の弱さを刺激するような怖さを演出しているので好きです」(62歳男性)

4位『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』

あらすじ

田舎町デリーで起きた連続児童失踪事件から27年。静けさを取り戻したデリーに、あのピエロ、ペニーワイズが帰ってきた。かつてペニーワイズと対決した「ルーザーズクラブ」のメンバーが再び結集する……。2017年の映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の続編にして、シリーズ完結編となる一作。

出演/ジェームズ・マカヴォイ、ジェシカ・チャステイン、イザイア・ムスタファ、ジェームズ・ランソン、アンディ・ビーン、ビル・スカルスガルド
監督/アンディ・ムスキエティ
公開年/2019年

おすすめポイント・見どころ

・「スティーブン・キング原作ホラー映画の最高傑作。いちばん好きなホラー映画だから」(56歳男性)
・「暗闇から出るピエロのようなものが怖かった」(54歳男性)
・「リメイク作品だが、よくできていたから」(47歳男性)
・「見た中ではいちばんシナリオがよくできていると感じたため」(30歳男性)
・「ITが何かわからず、『日常にも潜んでいる何かがあるのでは』とふと自分の生活が怖くなった。ハラハラドキドキが大好きなのでジェットコースター気分で見終えた。日常生活には映画以上の怖いことが潜んでいると、ふと思い出す」(69歳女性)

5位『死霊のはらわた』(2013)

あらすじ

5人の男女が森の奥の山小屋に集まった。彼らは小屋の地下室で「死者の書」という本を発見し、声に出して読んでしまう。その声に導かれ、何かが動き出した……。1981年のサム・ライミ監督の出世作『死霊のはらわた』をリメイクした2013年の一作。サム・ライミ自身が製作を務めている。

出演/ジェーン・レヴィ、シャイロ・フェルナンデス、ジェシカ・ルーカス、エリザベス・ブラックモア、ルー・テイラー・プッチ
監督/フェデ・アルヴァレズ
公開年/2013年

おすすめポイント・見どころ

・「とても怖い。体の芯から……」(39歳男性)
・「強く印象に残っている作品だから」(54歳男性)
・「赤い、映画。王道でたまらない」(64歳男性)
・「話の内容が非常に怖かったので」(53歳女性)

6位『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』

あらすじ

スティーヴン・キングの小説を映画化した一作。1988年、メイン州の田舎町・デリーで相次いで児童失踪事件が発生する。やがて弟が失踪した少年・ビルの前にも“それ”が現れる。ビルはいじめられっ子の仲間たちと「ルーザーズクラブ」を結成し、事件の真相を追うが……。

出演/ジェイデン・リーバハー、ビル・スカルスガルド、フィン・ウルフハード、ソフィア・リリス
監督/アンディ・ムスキエティ
公開年/2017年

おすすめポイント・見どころ

・「最近で一番怖かったから」(32歳男性)
・「最近見た映画の中で一番おもしろかったから!」(36歳男性)
・「やばいくらいに怖い」(40歳女性)

6位『ファイナル・デスティネーション』

あらすじ

修学旅行を直前に控えていた少年・アレックスは、飛行機が爆発する夢を離陸直前に見てパニックに陥り、級友5人と教師1人とともに飛行機から降ろされてしまう。その直後に乗るはずだった飛行機で実際に爆発が起こり、アレックスらは運よく生き残ったかに思えたが一人、またひとりと命を落としていく。アレックスらは「死」という最終到達地(ファイナル・デスティネーション)から逃れられるのか……。

出演/デヴォン・サワ、アリ・ラーター、カー・スミス、トニー・トッド
監督/ジェームズ・ウォン
公開年/2000年

おすすめポイント・見どころ

・「凄惨な飛行機事故を予知して回避した若者たちが、逃れられない死の運命に次々とさらされる恐怖を描いているのがとても怖いです」(63歳男性)
・「文句なくおもしろかった。続編もお勧めです」(54歳男性)
・「『ファイナル・デスティネーション』シリーズはロードショーされた順番で見た後、時系列順に見ると伏線が回収されるので、一つのシリーズで複数の楽しみ方がある所が斬新でした」(50歳女性)

6位『事故物件 恐い間取り』

あらすじ

コンビを解散しピン芸人となった山野ヤマメは、番組の企画で事故物件に住み始める。その部屋では怪奇現象が次々と起こり、番組の視聴率は上昇。「事故物件住みます芸人」として、次々と新たな事故物件に住むことになる……。

出演/亀梨和也、奈緒、瀬戸康史、江口のりこ、木下ほうか、加藤諒
監督/中田秀夫
公開年/2020年

おすすめポイント・見どころ

・「アパートに住んでいたので共感できたから」(49歳女性)
・「売れない芸人が事故物件に住み、どんどん有名になっていくというホラーなんだけど、おもしろみがある映画でした。もともと賃貸の間取りなどを見るのが好きだったので、この映画のタイトルを見て一発で見たいと思いました」(42歳女性)

9位『フレディVSジェイソン』

あらすじ

かつてエルム街を恐怖に陥れた殺人鬼フレディ・クルーガーは、今や忘れられた存在となっていた。存在の危機を感じたフレディは、再びエルム街の人々に恐怖を感じさせようと、殺人鬼ジェイソンをエルム街に送り込む。殺人を繰り広げてエルム街に恐怖を思い出させるジェイソンに、フレディも最初は喜んでいた。しかしジェイソンはフレディの思惑を超えて暴走し始める。やがてフレディとジェイソンは直接対決することに……。

出演/ロバート・イングランド、ケン・カージンガー、ジェイソン・リッター、モニカ・キーナ、ケリー・ローランド
監督/ロニー・ユー
公開年/2003年

おすすめポイント・見どころ

・「ダークヒーローの夢の競演だから」(54歳男性)
・「キャラクターのぶつかり合いがおもしろかった」(42歳女性)
・「少しユーモアのあるホラー映画が好み」(61歳男性)

9位『ミスミソウ』

あらすじ

都会から田舎へ引っ越してきたことで、同級生たちからいじめのターゲットとなった少女。ある日彼女の自宅が何者かの手によって放火され、大切な家族を失ってしまう。そして少女は、怒涛の復讐を始める……。独特な絵柄とダークなストーリー展開で人気の押切蓮介による同名サスペンスコミックを映画化した一作。

出演/山田杏奈、清水尋也、大谷凛香、大塚れな
監督/内藤瑛亮
公開年/2018年

おすすめポイント・見どころ

・「ホラーというか、残酷な描写が多くて結構すごかった」(44歳男性)
・「ストーリー、キャラクターかいい」(60歳男性)
・「漫画も映画も怖かったので」(40歳男性)

Netflixのおすすめホラー映画【ジャンル別】

一言で「ホラー」と言っても、その中身はさまざま。心の底から恐ろしいものから少し笑えるもの、ホラーアイコンとして有名なキャラクターが登場するシリーズ作品など、ジャンルも多岐にわたります。

そこで今回ランクインした作品を中心に、ジャンルごとに細分化してまとめてみました。ぜひ、作品選びの参考にしてください。

【サスペンスホラー】

  • 『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』
  • 『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
  • 『ファイナル・デスティネーション』
  • 『NY心霊捜査官』

【Netflixオリジナルホラー】

  • 『ブラッド・レッド・スカイ』
  • 『闇はささやく』
  • 『イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-』

【有名シリーズホラー】

  • 『13日の金曜日』(2009)
  • 『死霊のはらわた』(2013)
  • 『死霊のはらわた ライジング』
  • 『死霊館のシスター』
  • 『呪われた死霊館』

【豪華主演俳優ホラー】

  • 『ブラック・フォン』
  • 『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』
  • 『ゴシカ』

【日本のホラー】

  • 『着信アリ』
  • 『事故物件 恐い間取り』
  • 『ミスミソウ』
  • 『黄龍の村』

【有名ホラーアイコン登場作】

  • 『貞子DX』
  • 『13日の金曜日』(2009)
  • 『フレディVSジェイソン』

【新感覚ホラー】

  • 『ハッピー・デス・デイ』
  • 『ミッドサマー』
  • 『LAMB/ラム』

【ホラーミステリー】

  • 『インシディアス 赤い扉』
  • 『ゴーストシップ』
  • 『SMILE/スマイル』
  • 『エンドレス・エクソシズム』
  • 『バーバリアン』

【ホラー・スプラッター】

  • 『哭悲/THE SADNESS』

最新のNetflixのおすすめホラー映画(洋画&邦画)を厳選して紹介しました

本記事では、Netflixで見られるホラー映画をご紹介しました。

世界的に、若手監督や若手俳優の登竜門的ジャンルともなっているホラー映画では、次々に新たな才能が登場。「観客に今まで味わったことのない恐怖を感じさせよう」「今までにないホラーを見せよう」という意気込みの詰まった新機軸のホラー作品も多数発表されています。

近年では、当時の人々を震撼させた名作ホラー映画を現代に合わせてアップデートしてリメイクするという試みも多く行われ、そのタイミングにあわせてリメイク前の旧作にも注目が集まるといった現象も起きています。

観客を怖がらせるため、次々に新しい試みが行われているホラー映画というジャンルは、まさに人の心をゆり動かそうとするエンターテインメント精神の塊とも言えます。多くのホラー作品が気軽に見られるNetflixで、ぜひこれらの極上のエンターテインメント作品をいろいろ楽しんでみてください。

調査時期:2024年6月26日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男女合計304人(男性: 235人、女性:69人)
調査方法:インターネットログイン式アンケート

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