21日放送のABCテレビ・テレビ朝日系トークバラエティ番組『新婚さんいらっしゃい!』(毎週日曜12:55~)には、50年後の再会から結婚した80代の新婚夫婦が登場する。

  • 『新婚さんいらっしゃい!』より (C)ABCテレビ

■東大合唱部の同窓会で50年ぶりに再会

今回は、新婚さんの自宅映像からスタート。神奈川県葉山町にある6LDKの1軒家で2人暮らしをする新婚さんは、80歳と81歳のご夫婦。毎日デュエットしながら料理を楽しんでいる、ラブラブっぷりだ。出会いは、高度経済成長真っただ中の1963年。東大文学部の先輩と後輩の関係で、お互い大学の合唱団に所属したのがきっかけだった。当時の妻は、合唱団のアイドル的な存在で、モテにモテまくっていた。夫にとっては高嶺の花で、妻は夫のことを「眼中になかった」と振り返る。

卒業後には、お互い別のパートナーと結婚。再会は10年前、2学年の同窓会で50年ぶりのことだった。とても懐かしく楽しい会になり、夫は当時、密かに想いを寄せていたことを妻に打ち明ける。「まだ覚えている人がいるんだとうれしかった」と妻。しかしその場は、甘酸っぱい思い出としてお開きとなった。そしてさらに時が経ち、今から3年前。夫が先に所属していたOBの合唱団に、妻が加入した。アイドルだった妻の参加を喜ぶ夫。練習の終わりには、毎回一緒に帰るようになり、学生時代には交わせなかった会話を楽しんだ。その頃、夫は独身になっていたが、妻には前夫がいたため、あくまでも合唱仲間としての付き合いをしていた。

しかし昨年1月、妻の前夫が亡くなってしまう。地域の人たちが開いてくれたお別れ会に感謝しつつも、落ち込む妻。悲しみを語るシリアスな場面だったが、妻があり得ない言い間違いをやらかし、スタジオに前代未聞の大苦笑が巻き起こる。ともあれ、そんなドン底の妻に、夫から励ましの品が贈られる。その優しさに心をつかまれ、形勢逆転、ここからなんと、妻の猛アプローチがスタート。どんどん距離を縮め、最終的にはアツい思いのこもった手紙で夫に迫る。MC2人も心を打たれた手紙に注目だ。その中には、誰もが赤面する大胆な一言も。

晴れて始まった新婚生活で、「顔も若くなったと言われる」という妻。大人ならではの新婚旅行の模様も明かし、夫は「60年前のアイドルと一緒になれた、こんなに幸せなことはない」と語る。