JR東日本は、2023年度の各駅乗車人員、新幹線駅別乗車人員、路線別利用状況などのデータを同社サイトに公開した。各駅乗車人員に関して、「上位100駅中、新横浜駅を除く99駅が、2022年度より多くのお客さまにご利用いただきました」とのこと。

  • 相鉄新横浜線・東急新横浜線などと接続する横浜線の新横浜駅、東急東横線と接続する横浜線の菊名駅で、1日平均の乗車人員が減少したという

2023年度、各駅における1日平均の乗車人員に関して、上位10駅は前年度と同じ。1位は新宿駅で65万602人(前年度比108.0%)、2位は池袋駅で48万9,933人(前年度比106.8%)、3位は東京駅で40万3,831人(前年度比116.5%)、4位は横浜駅で36万2,348人(前年度比106.4%)、5位は渋谷駅で31万4,059人(前年度比107.3%)、6位は品川駅で27万4,221人(前年度比110.3%)、7位は大宮駅で24万4,393人(前年度比108.0%)、8位は新橋駅で21万9,113人(前年度比113.4%)、9位は秋葉原駅で21万1,998人(前年度比111.3)、10位は北千住駅で19万3,748人(前年度比105.4%)だった。

11位は川崎駅で18万7,310人(前年度比106.5%)、12位は高田馬場駅で17万5,710人(前年度比105.0%)、13位は上野駅で16万2,555人(前年度比110.0%)、14位は立川駅で15万628人(前年度比104.3%)で、ここまでの順位は前年度と同じだった。15位の大崎駅は13万4,526人(前年度比113.5%)、16位の浜松町駅は12万6,667人(前年度比112.2%)で、両駅とも前年度より順位を上げている。これらの駅も含めた上位100駅に関して、コロナ禍前(2018年度)の水準には及ばないものの、ほとんどの駅で前年度より乗車人員が増加していた。

一方、新横浜駅の乗車人員は前年度より4,000人近く減少し、4万7,580人(前年度比92.5%)で92位(前年度は78位)に。横浜線で1駅隣の菊名駅も、乗車人員が前年度より7,000人近く減少しており、3万6,274人(前年度比83.9%)で109位(前年度は97位)となった。両駅とも相鉄新横浜線・東急新横浜線の開業(2023年3月)に伴う利用者の転移等の影響があったと考えられる。相鉄新横浜線と接続する羽沢横浜国大駅も、乗車人員が前年度より減少し、1万5,242人(前年度比95.1%)だった。