日本テレビは今夏、局キャラクターの「宙(そら)ジロー」を国際宇宙ステーション(ISS)に派遣する。

  • 宇宙に行く実物大「宙ジロー」と、日テレ宇宙アナウンサーの浦野モモアナ

これは、JAXA「きぼう有償利用制度」のCM(コマーシャルメッセージ)公募を活用するもの。宙ジローが乗るロケットは、8月上旬に米フロリダ州・ケープカナベラルから打ち上げ予定で、ISSでは、「きぼう」日本実験棟の船内を利用したCMの撮影を行う。

今秋以降に、宙ジローがISS内を浮遊する映像を、日本テレビの新コーポレートメッセージ「心と未来に、のこるもの。」と共に発信する予定だ。

7月20日~9月1日に東京・日本橋で開催されるイベント『月面ワンダー ~日本橋に月をつくってみた~』では、『ヒルナンデス!』と松丸亮吾のコラボによる「日本橋の街を舞台にした本格的なリアル謎解きゲーム」と、まるで本当に月にいるかのような没入体験ができる「月面空間」などを展開。さらに、実物大の宇宙に行く「宙ジロー」も登場する。

【編集部MEMO】
日テレは、日本の宇宙ビジネスを活性化させ、未来世代に向けた宇宙教育やコンテンツ開発、さらには「月面からの生中継」の実現を目標に、昨年6月に「宇宙ビジネス事務局」を設置。またフジテレビでも、今年7月1日付で「宇宙事業プロジェクト」が新設されている。