13日のテレビ朝日系バラエティ番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』は、「新紙幣発行記念! 未公開大放出 幻の葛飾北斎 大捜索SP」(18:56~20:54)を放送する。

  • “葛飾北斎博士ちゃん”こと目黒龍一郎くん=テレビ朝日提供

■新紙幣発行記念「幻の北斎大捜索SP」完全版放送

今、日本中で大きな話題となっているのが、7月3日から発行が開始された新紙幣。中でも、千円札の裏面の図柄に採用された葛飾北斎の代表作“神奈川沖浪裏”が、改めて注目を浴びている。今年1月3日に放送した『博士ちゃん 新春3時間SP』には、そんな葛飾北斎に憧れすぎて、本気で北斎になりたいと思い、日々筆を取っている“葛飾北斎博士ちゃん”こと目黒龍一郎くん(14歳)が登場。彼がオランダ&イギリスに渡り、7日間をかけて“幻の北斎画”を大捜索するという一大プロジェクトを追跡した。SNSでは「めちゃくちゃ感動した。すごいなあ。好きなものへの愛情と洞察力がすごい」「自分の考えや感想をあそこまで言えるなんて……脱帽」「博士ちゃんのおかげで私も貴重な物を見る事が出来ました」「面白かった。知識と情熱が並外れてて将来が楽しみ」など、龍一郎くんの北斎への情熱に感動した視聴者から絶賛のコメントが相次いだ。今夜は、未公開シーンも含めた完全版を放送する。

■オランダでは江戸時代に密輸された肉筆画が!?

日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎。彼の作品がゴッホをはじめとする西洋の画家たちに多大な影響を与えたことは、広く知られている。そして近年、ヨーロッパでこれまで世に出回っていなかった新たな北斎画の発見が続いているが、日本の宝ともいうべき北斎作品は、なぜ海外へ渡ったのか。その壮大な謎を解くため、龍一郎くんがオランダ、イギリスを旅する。シーボルトにより北斎の作品が初めて海外にもたらされたオランダでは、ライデン国立世界博物館の非公開の収蔵庫を特別に見せてもらえることに。ここには、江戸時代に密輸されたという北斎の肉筆画が。さらには、ヨーロッパ屈指の北斎研究者にも遭遇。世界に1枚しかないといわれる超貴重作品を見せてもらうほか、“博物館ではありえない貴重な体験”も!? 実は、若き研究者・龍一郎くんの熱意に感心した彼からは、“日本に存在しない超お宝”がプレゼントされていた!?

■大英博物館の収蔵庫でお宝と出会う

続いて、イギリスでは数多くの北斎作品が眠る大英博物館へ。大英博物館側が日本のバラエティ番組としては異例の許可を出してくれ、通常は入ることのできない収蔵庫での撮影が実現することに。小学3年生のころから、いつかは大英博物館を訪れたいと願ってきた龍一郎くんは大感激。ここでは、“本来あるはずのない幻の北斎作品”に出会うが、いったいそれはどんなものなのか。最後は、世界的オークション会社に潜入。新紙幣のデザインにもなった“あの名作”のほか、通称「北斎ブルー」と呼ばれているベロ藍で描かれた貴重な作品なども登場し、龍一郎くんは鳥肌が立つほどの衝撃を受ける。

【編集部MEMO】
7月20日から開幕する『テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION』では、『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』がブース「博士ちゃん 昭和タイムスリップ商店」を出店。今では珍しい、昭和時代のメダルゲームや懐かしゲームを楽しむことができる。店先のダイヤル式赤電話を手に取れば、一気に昭和にタイムスリップ!? 実際に電話をかけて、当時の雰囲気を味わえる。