俳優の戸次重幸が、13日に放送される日本テレビのバラエティ番組『メシドラ 兼近&真之介のグルメドライブ』(毎週土曜11:55~ ※関東ローカル)に出演、群馬県前橋市を旅する。

  • (左から)満島真之介、戸次重幸、兼近大樹

戸次が待っていたのは「敷島公園 門倉テクノばら園」。満島真之介との10年ぶりの再会を喜び合う。「車中でいっぱい話したいことがある」という戸次との最初の話題は年齢について。30歳くらいの時に北海道から東京に出てきた戸次は、1年で366日くらい「無理やり外で飲んでた」という。お酒を飲まない兼近大樹が「何のためにあんなことするんですか?」とストレートな質問を投げ込むと、戸次は「(お酒を飲むと)壁がなくなりやすい」「遠慮していたらできない商売だから」と語り、満島も「本当にそうだと思います」と共感する。

最初の店は創業50年のそば屋「桑風庵 本店」。計7品を注文して話題は戸次の子どもの話に。子どもが戸次と同じように2世として俳優をやることには反対だという。「本当に俳優になりたいなら考えるけど、なりやすそうだと思ってるなら絶対に反対」「ゼロから自分と同じ苦労」をしてほしいと、厳しい父親の顔を見せる。ここで料理が運ばれてくるが野菜天ぷらを見た満島は「すごいモリモリ!」、海老天を食べた兼近は「口の中でぶっかぶか!」、さらに運ばれてきたそばを見た満島は「風呂みたい!」と形容する。

次の目的地に向かう車中で若い時の失敗を聞かれた戸次が、30歳過ぎてある程度大人になってから東京に出てきたために「多分にビビって、失敗するわけにはいかねぇぞ」と思っていたため、「すっごいお行儀良くして」いたと明かす。頑張って東京での時間が長くなった今でも「東京は戦う街だけど、住む街・死ぬ街は札幌だと思ってる」と故郷への愛着を語る。

続いての話題は満島と兼近の関係について。相方と満島の違いを聞かれた兼近は「しんちゃんは割と近い部分も多いからわかり合える部分も多い」けど「相方は高い車乗ってチル系のヒップホップしか聴かねぇ」みたいなこと言って「わかり合える部分が少ないんですよ」という。だからこそ「別の楽しさ」があるとのこと。これを聞いていたTEAM NACSの一員である戸次は、グループだともし自分がだめでもほかのメンバーが助けてくれるという良さがあると言う。「その代わり人間関係が複雑になる」という一長一短があるらしい。

3人がたどり着いたのは、全長450mのコースでカートが楽しめる「ISK前橋店」。ここで今日の旅にかかった代金を誰が支払うか決めるレースをすることに。いつも通り力が抜けている兼近、ガチすぎて目つきが変わった満島、ビールを飲んだために実況に回った戸次だが、お支払いは誰になるのか。

次の話題は、戸次が演劇の世界に入ったきっかけに関して。「大学だけは出てくれ」と母親に泣いて説得されて入った大学の演劇研究会で出会ったのがNACSメンバーだったという。「後で考えてみたらいろんな奇跡があってあの5人が同時期に演劇研究会にいることができたので、できたのがNACSなんですよね」と結成当時の思い出を語る。その後はNACSのメンバーを(戦隊もの的な)色で言えば誰が何色かといういつもの小学生談義へ。

そうこうしているうちにたどり着いたのは、「PATISSERIE LA MER BLEU」。地元の人と触れ合いながら絶品スイーツを満喫した後は「肉かピザ」という戸次の提案で「ラ ピッツェリア」へ。出てきたピザのあまりの美味しさに兼近のギャグは度々スルーされる。

【編集部MEMO】
『メシドラ』は、兼近と満島がゲストを迎えて台本なし、仕込みなしのグルメドライブを敢行。食べたグルメの料金は自腹となり、その場の“男子校”ノリで誰が支払うかを決める。これまで、森山未來&勝地涼、増田貴久(NEWS)&片桐仁、ユースケ・サンタマリア、なにわ男子・大橋和也&藤原丈一郎、山崎育三郎、八嶋智人、古川雄大&加藤清史郎、間宮祥太朗、片寄涼太(GENERATIONS)&佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)らが出演している。

(C)日テレ