鹿児島県大隅半島の東端にある東串良町(ひがしくしらちょう)は、鹿児島県本土で一番小さなまち。温暖な気候と豊富な地下水の恵みで農産物や水産業に取り組んでおり、また古くから施設園芸と超早場米の一大産地となっています。

今回紹介する返礼品は、お手頃な寄附金額でもらえるちょうどよいサイズの鰻の蒲焼。鹿児島県は、養殖鰻の生産量日本一! 本返礼品は、鹿児島県産のなかでも人気の大隅産です。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった返礼品を紹介していきます。

今回は、「鰻の蒲焼」の特徴や事業者の商品に対するこだわり、返礼品になった経緯などについて詳しく調べてみました!

東串良町の返礼品「鰻の蒲焼」について

・返礼品名:鰻の蒲焼/無頭(2尾・計約300g)
・提供事業者:株式会社アクアおおすみ
・鹿児島県肝属郡東串良町岩弘1437
・内容量:鹿児島県産鰻の蒲焼 2尾(計約300g)※無頭・真空パック 、蒲焼のタレ、山椒 2個
・寄附金額:1万3000円

「鰻の蒲焼/無頭(2尾・計約300g)」のふるさと納税の寄附金額は1万3000円。鹿児島産の鰻でつくった蒲焼が2尾届く返礼品です。

養殖鰻の生産量日本一の鹿児島県産鰻は、全国シェアの4割を誇ります。

特においしいと評判の「大隅産鰻」の味の秘密は、ミネラルたっぷりの豊富な地下水を利用していることなのだそう。桜島の火山灰が堆積してできたシラス台地が天然ろ過装置となり、澄んだ地下水が生まれています。

  • 「アクアおおすみ」事業者

「鰻の蒲焼/無頭(2尾・計約300g)」は、温度・水質・えさを厳しく管理した施設で育てられた大隅産鰻を使用。焼き上げ後は急速冷凍・真空パックすることで、出来たてのおいしさが味わえます。湯せん、グリル、電子レンジと、自宅の調理器具で簡単に温めて食べられるのも魅力です。

刻んでひつまぶしのようにお茶漬けにしたり、卵で巻いてうまきにしたりなど、さまざまなアレンジで楽しめます。

「鰻の蒲焼」がふるさと納税の返礼品になった経緯

本返礼品を提供する創業50年の「牧原養鰻」(アクアおおすみ)は、ミネラルたっぷりの豊富な地下水を使用し、厳しく管理された自社養鰻場で、大隅産鰻を親子三代で大事に育てている事業者です。

近年は、蒲焼を作る際に捨ててしまう内臓を活用し、同町の事業所で作られた菜種油と併せて「鰻のモツナタネージョ」を開発するなど、フードロスにも取り組んでいるのだとか。

本返礼品は、東串良町のふるさと納税担当者のもとに喜びの声が一番届いている、まちの中でも人気の返礼品なのだそう。

令和5年度
・順位:1位(35.7%)※東串良町の返礼品全体のなかでの割合
・寄附件数:1万7831件
・寄附金額:2億3180万3000円

寄附者からの反響

・普段は鰻なんて高級で買えないので、ふるさと納税で頼んでみました。冷凍の鰻の蒲焼は初めてだったので本当においしいのか不安でしたが、1尾が大きくて身もふっくらしていて、とてもおいしかったです!!
・大きめのフライパンに熱したお湯に袋のまま入れて解凍するだけなので、調理も簡単でした。追加の鰻のタレも別で付いていて、追いタレもできます。とてもおいしかったので、来年またリピートしたいなと思います。
・暑さが続き、土用の丑もあったことから、鰻が食べたいと思い、こちらで初めて寄附しました。開封時は思っていたより小ぶりだなと思いましたが、同封されていた食べ方(湯煎+グリル)でいただくと、ふわふわしていて、焼き目が香ばしく、おいしかったです。臭みもなく、丁寧に育てられたんだなと感じました。また鰻を食べたい時はお願いしたいと思います。

事業者の想い

  • 「アクアおおすみ」事業者の皆さん


昨年までの新型コロナウイルスの感染の拡大に伴い、町内外の飲食店やイベント等も自粛に追い込まれ当商品の消費が大きく落ち込んでおります。返礼品を提供している事業所への支援と同時に、ふるさと納税を通して生産者を応援し、また当町の特産品の魅力を知っていただけますと幸いです。


今回は鹿児島県東串良町の返礼品「鰻の蒲焼」を紹介しました。生産者のこだわりと愛情がたっぷり込められた鰻でつくる蒲焼は、絶品! 土用の丑の日に合わせて食べたり、色々なアレンジで味わったりと、さまざまなシーンで楽しめます。気になった際は、ぜひチェックしてみてください。