コパ・アメリカ2024準決勝進出チームが決定

 コパ・アメリカ2024準々決勝が5日、6日に行われ、準決勝へ進出する4チームが確定した。

 現在アメリカ合衆国で開催されている『コパ・アメリカ2024』は、南米サッカー連盟(CONMEBOL)加盟の10カ国に加え、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)加盟の6カ国の計16カ国が参加。各グループを勝ち上がった上位2カ国、計8カ国による一発勝負の決勝トーナメントが行われている。

 グループAを3連勝で首位通過したアルゼンチン代表とグループBを1勝1分け1敗の2位で突破したエクアドル代表の試合は、35分にアルゼンチン代表がセットプレーの流れからリサンドロ・マルティネスが先制点を奪うが、後半アディショナルタイムにエクアドル代表のケビン・ロドリゲスが土壇場で同点ゴールを決めて、1-1の同点に。90分で決着がつかず、今大会のレギュレーションにより即PK戦へ突入。アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスの活躍もあり、アルゼンチン代表が4-2でPK戦を制して準決勝進出を決めた。

 グループBを3連勝で首位通過したベネズエラ代表とグループAを1勝1分1敗の2位で突破したカナダ代表の試合は、13分にカナダ代表がジェイコブ・シャッフェルバーグのゴールで先制するも、64分にベネズエラ代表がサロモン・ロンドンのロングシュートで同点に追いつく展開に。90分で決着がつかず、PK戦へ突入。CONCACAF所属の初出場カナダ代表が4-3でPK戦を制し、準決勝進出を決めた。

 グループDを2勝1分の勝ち点7で首位通過したコロンビア代表とグループCを2勝1敗の2位で突破したパナマ代表の一戦は、コロンビア代表のハメス・ロドリゲスが躍動。ジョン・コルドバの先制点をアシストすると、PKで追加点を自ら決め、ルイス・ディアスの3点目もアシスト。その後、2点を追加したコロンビア代表が5-0とパナマ代表に大勝した。

 グループCを3連勝で首位通過したウルグアイ代表とグループDを1勝2分の2位通過したブラジル代表の一戦は、互いに譲らずスコアレスで90分が終了。PK戦の末、ウルグアイ代表がブラジル代表をPK戦を制して、準決勝進出を決めた。ブラジル代表はグループステージのわずか1勝で今大会を去ることになった。

 この結果、コパ・アメリカ準決勝の対戦カードは、アルゼンチン代表対カナダ代表、コロンビア代表対ウルグアイ代表に決定している。

 なお、FIFAワールドカップ26の南米予選は、現時点で1位アルゼンチン代表、2位ウルグアイ代表、3位コロンビア代表となっており、上位3チームが順当にコパ・アメリカ2024準決勝へ進出したことになる。

【FIFAワールドカップ26・南米予選順位表/コパ・アメリカ2024成績】

1位:アルゼンチン代表/ベスト4進出
2位:ウルグアイ代表/ベスト4進出
3位:コロンビア代表/ベスト4進出
4位:ベネズエラ代表/準々決勝敗退
5位:エクアドル代表/準々決勝敗退
6位:ブラジル代表/準々決勝敗退
7位:パラグアイ代表/グループステージ敗退
8位:チリ代表/グループステージ敗退
9位:ボリビア代表/グループステージ敗退
10位:ペルー代表/グループステージ敗退

【ハイライト】コパ・アメリカ準々決勝激闘の全4試合!