元プロ野球選手の“デーブ大久保”こと大久保博元氏が24日、YouTubeチャンネル『デーブ大久保チャンネル』で公開された動画「【速報】巨人・松原選手と西武・若林選手のトレードについて解説します」に出演。巨人・松原聖弥と、西武・若林楽人の交換トレードに言及し、松原にとって良いトレードだと持論を述べた。

大久保博元氏

「ライオンズのほうが向いてる」理由とは

2016年に育成選手ドラフト5位で入団した松原は、2021年には135試合に出場し、打率.274、12本塁打、37打点、15盗塁と活躍するもその後の成績は低迷。今年は2年ぶりに開幕一軍メンバー入りを果たすも、わずか9試合の出場にとどまっていた。

その松原について、デーブ氏は、「結論、天才でしたね」とコーチとして接した経験をもとにコメント。「何が天才かと言うと、バットコントロール。バットにボールを当てる、芯に当てるのが天才的です」「しかもストライクゾーンから外れても、高めも低めもインサイドもアウトサイドも芯に当てることが非常に得意」と、そのバットコントロールの巧みさを称賛する。

さらに、「僕は、『ライオンズのほうが向いてる』と先ほど聖弥にもLINEしました」と明かしつつ、その理由を「なんでかと言うと、パ・リーグのほうがストライクゾーンに投げ込んでくれる率は高いです」「セ・リーグは様子を見ながら、いかに点をあげないかっていう野球。点を取るかって野球のほうがどんどん攻め込んでくる率は高いですから」と説明。そして、「聖弥にとってはもってこいです」とエールを送っていた。

【編集部MEMO】
『デーブ大久保チャンネル』は、西武の一軍打撃コーチ、楽天の監督、巨人の一軍打撃チーフコーチなどを務めた、元プロ野球選手の“デーブ大久保”こと大久保博元氏によるYouTubeチャンネル。清原和博氏や愛甲猛氏、広澤克実氏、槙原寛己氏をはじめとするレジェンド選手をゲストに迎えた動画が人気を博しているほか、野球界のニュースや自身の近況についてもトーク。巨人のコーチを退任する際には、原辰徳前監督からの招聘秘話、コーチ就任時の率直な心境を涙ながらに語った動画が注目を集めた(※動画「【報告】巨人軍を退団して、居酒屋の親父に戻ります。」にて)。