「初対面のときは好印象だったけど、一緒にいるとなんだかモヤモヤする……」
「愛想は良くていい人そうだと思ったけど、人のことを見下したような言動が多いんだよな……」

身近な人に対して、このような感情を抱いたことはありませんか?

いい人そうに見えても接していて何か違和感を抱くのであれば、その直感は正しい可能性があります。もしかしたら相手は信用できない人なのかもしれません。

その相手がここで紹介する6つの特徴に当てはまっているなら、信用できない人の可能性が高いです。職場にいる人なら、あまり深く関わらない方がいいかも?

信用できない人の口癖

  • 信用できない人の特徴と口癖

    信用できない人の特徴と口癖

身近な人がここで紹介する特徴・口癖に当てはまる場合、その人は信用できない人だというサインです。

信用できない人は誠実な行動が伴わず、口先だけで人を動かそうとする傾向があるので、口癖も似ているのだとか。

「忙しい」「時間がない」

何かと「忙しい」「時間がない」とアピールしてくる人は、人間関係でも仕事の面でも信用しない方がいいかもしれません。

「忙しい」「時間がない」ということを言い訳にして、自分がミスをしたり自分にとって不都合なことがあったりしたときに、責任を取らず「時間がなかったのだから仕方ない」とのらりくらりとかわすケースが多いです。

特に、職場で「忙しい」と繰り返す人は、仕事に対してやる気がない人の可能性が高いです。実際はそこまで忙しくないのに、「忙しい」「時間がない」とアピールすることで、厄介な仕事を頼まれないように牽制しているケースが大半でしょう。

仕事のミスをしたときも、「私は忙しいって言ってたのにそんな私に仕事を振ってきたんだから、あなたのミスでもあると思います」なんて平然と言ってくることもあるので、信用しない方が無難。

【似たような口癖】

  • 「これもやらなきゃ……あ、あの仕事もあるんだった……はあ、疲れるわ」
  • 「飲み歩きするのいいな~、こっちは職場でも家でも忙しくてそんな暇はないんだよね」

「あの人のせいで……」「いや、自分はこう思っていたのに〇〇さんが……」

何かミスをしたときに自分を守ろうとする言動ばかりで、相手や周りの環境などに罪をなすりつけようとする人も関わらない方がいいです。自分の非を認められず、自分を擁護する姿勢を続けるということは、周りに迷惑をかけてでもなお自分を守ろうとする自己中心的な性格の表れています。

そのような人に誠実さを求めることができません。大きな仕事は任せない方がいいでしょう。

【似たような口癖】

  • 「そもそも詳細を教えてくれなかった〇〇さんの責任では?」
  • 「そう言ってくれれば、自分だって最初からその通りにやってましたよ」

「あの人、〇〇だから気をつけた方がいいよ」「あの人〇〇なんだって」

噂話ばかりしている人は、他人を尊重することができない人です。 他人の気持ちは配慮せず、「自分は他人のことを何でも知っている」と優越感に浸ることを優先させているともいえます。

噂話が好きな人は「人の不幸は蜜の味」のスタンスで、他人の事情をエンタメのように手軽に扱う人なので、公にしたくないことを打ち明けたり、家庭の事情を相談したりするのは避けた方がいいです。

【似たような口癖】

  • 「絶対他の人に言わないでよ、実は〇〇さんって……」
  • 「〇〇さんの件、何か聞いた?」

「私ってこういうタイプだからさ」「私ってよく周りから〇〇って言われるんだよね」

コミュニケーションは相互の会話のキャッチボールです。お互いがお互いの話を聞き合い理解し合うことで信頼関係が構築されます。

しかし、相手の話を聞かずに隙あらば自分語りをする人は、自分にしか興味がないので、信頼関係を結ぶことはできません。「自分は人とは違う特別な存在なんだ」ということをアピールするのに必死で相手のことなんて全く考えておらず、自分の承認欲求を満たすためだけに他人を使おうとするので、距離を取った方が身のためです。

特に過去の栄光ばかり話す人は、今の自分に不満があるのに何も行動せず、過去の自分に執着して承認欲求をこじらせている厄介な人間なので、あまり深く関わらないことをおすすめします。

【似たような口癖】

  • 「私が若いころは……」
  • 「今の若い人たちはやる気がないんだよ、20年前の僕なんて……」
  • 「私って普通の人とは違って〇〇なんだよね」

「でもさ、それって〇〇ってことじゃない?」「いやいや、それは違うと思うな」

「いやいや」「でも」と常に否定的な態度をとる人は、自分が正しいと強く思っています。自分の意見を曲げず、プライドを誇示することも多いです。そして、相手を否定することで自分の優位性をアピールします。

何に対しても「いやいや」「でも」と否定の言葉から入ったり、ちょっとした雑談をしているだけなのに「それは違くない? 私は~」と否定して自分の意見を強く言ってきたりする人は、どんな話をしても否定のスタンスしかとらないので、離れた方がいいです。

そういう人は仕事でも自分のことは棚に上げて人の否定ばかりするので、職場では必要最低限しか接点を作らないようにしましょう。

【似たような口癖】

  • 「え~、それって本当なの?」
  • 「いや、本来だったらそれはおかしいから」
  • 「いやいや、今回は運が良かっただけなんだから、あまり喜ばない方がいいよ」

「私って〇〇さんの知り合いで」「〇〇さんってば私のことこんな風に言ってて~」

マウントをとる人は信用できないのは当然ですよね。そのなかでも厄介なのが、有名人や上司など権力を握っている人と仲が良いアピールをしてくる人。

「こんな偉い人と仲がいい私とあなた、どちらが上の立場が分かるよね?」「私のバックには偉い人がいるんだから、歯向かったらどうなるかな?」という圧力をかけて、自分の方が上だということを強調してきます。

権力のある他人を使って自分の優位性を示そうとする人は、その人自身に魅力がないのにプライドだけは一丁前なことがほとんど。信用するにはもちろん値しない人間なので、相手にしないようにしましょう。

ちなみにこのタイプの人、上の人に気に入られることを武器にマウントを取ろうとするので当然のことではありますが、なんだかんだ上司など上の人からは気に入られていることが多いです。つまり、「上の人からの評価が高い=信用できるいい人」という訳ではないと覚えておきましょう。

【似たような口癖】

  • この前〇〇さんと飲んでさ~
  • 〇〇さんって意外と△△な一面があるんだよ
  • この前個人的に〇〇さんと会ったときは、そんなこと言ってなかったけどな~

信用される人になるにはどうすればいい?

  • 信用される人になるにはどうすればいい?

    信用される人になるにはどうすれば?

信用されないということは、嫌われる性格だということ。どんどん人が離れていき 人間関係をまともに築くこともできなくなります。

では信用される人になるにはどうすればいいのでしょうか。 ここでは人から信用されるための方法を紹介します。

他人同じ立場で物事を考える

信用されるうえで大切なのは他人に誠実に接することです。人に真面目に向き合えない人は信用してもらうことはできません。

特に大切なのが、相手に寄り添って相手と同じ目線で接すること。「自分の方が上だ」とアピールしてくる人と、同じ目線に立って寄り添ってくれる人、どちらについていきたいでしょうか? 当然、同じ目線に立ってくれる人ですよね。

「自分はすごいんだ」「自分はこんなに価値が高いんだ」と口でアピールしてくる人よりも、相手と同じ立場で寄り添った言動をしてくれる人の方が、周りから「この人、すごい素敵だな」と好印象を抱かれて、結果信用される人になります。

マウントを取ったり自分で自分の優位性をアピールする発言をしたりすればするほど、逆に周りからは煙たがられて価値の低い人間だと捉えられることを覚えておいてください。

お礼と謝罪をきちんと言う

お礼と謝罪をきちんと言えない人は案外多いものです。

食事をごちそうしてもらったり、仕事を手伝ってもらったときなどにお礼を言うのは当然ですが、ちょっとした相手の配慮が見えたときにもきちんとお礼を言える人になりましょう。

謝罪も同様です。相手に明らかな損害を与えてしまったときだけではなく、少しでも嫌な気分にさせてしまったときなどは必ず謝りましょう。

自分の言動に責任を持つ

自分の言動に責任を持つことも大切です。相手によって言うことを変えたり、自分のミスを他人に押し付けたりしていませんか? 自分にとってはちょっとした言い訳のつもりでも、周りの人は覚えているものです。

周りの人の気持ちを配慮しないで自己防衛ばかりしていると、信頼関係が崩れることになります。自分の発言や行動には責任を持ちましょう。

一度失われた信用は簡単には戻らない

誠実な行為を積み重ねていくことでしか相手の信用は得られません。しかし一度信用を失われてしまうと元に戻すのは簡単ではないものです。

目の前の相手への思いやりを欠かさずに真面目に接していけるようにしましょう。