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ささやななえこが、6月8日に小細胞肺がんのため死去したと共同通信が報じた。74歳だった。

北海道出身のささやは、1970年に「かもめ―GULL―」がりぼんコミック(集英社)に掲載され、ささやななえ名義でマンガ家デビュー。自らの夫婦生活をモデルに描いた「おかめはちもく」は、第19回日本漫画家協会賞の優秀賞を受賞した。ほかの代表作はホラー作品「ミノタウルス」や、椎名篤子原作で児童虐待をテーマに描く「凍りついた瞳(め)」など。1996年にささやななえこに改名した。

告別式は近親者で行ったとのこと。喪主は夫の佐川俊彦が務めた。

(情報提供:共同通信)