女優の関水渚が、7月にスタートするテレビ朝日系ドラマ『伝説の頭(ヘッド) 翔』(毎週金曜23:15~※一部地域除く)に出演することが6日に明らかになった。

関水渚=テレビ朝日提供

■『伝説の頭(ヘッド) 翔』、高橋文哉主演で実写化

『クロサギ』や『正直不動産』など、多くの実写化漫画の原案で知られる夏原武氏の原作デビュー作として、2003年~2005年にコミック雑誌「週刊少年マガジン」(講談社)にて連載され人気を博した『伝説の頭(ヘッド) 翔』が満を持して初実写化。主演の高橋文哉が、1000人を超えるヤンキーたちを従える不良チーム「グランドクロス」を束ねる伝説の頭・伊集院翔と、クラスでもまったく存在感がなく、スクールカースト最下層の万年パシリ・山田達人という最強と最弱の二人を、一人二役で演じる。

■関水渚、アイドル“古くさい街角のスケ番ズ”藤谷彩役に

今回出演が発表された関水は、ブルーリボン賞新人賞受賞の『町田くんの世界』(19年)といった映画、『どうする家康』(23年・NHK)、『ハマる男に蹴りたい女』(23年・テレビ朝日系)などのドラマに出演。今作のヒロインで、達人が人生を賭けて推すアイドル“古くさい街角のスケ番ズ”=(通称:街スケ)のメンバー・藤谷彩(通称:彩姐)を演じる心境を「久々に10代の役を演じられることがありがたく、うれしかったです!」と回想。主演の高橋とは今回が初共演となるが、「座長としてとてもしっかりされていますし、穏やかで接しやすい方」と印象を語る。

達人の推す街スケのエースメンバーで、ライブで発する「テメーら! 全員ブッ潰してやんよぉ!」「触んじゃねー、このシャバ憎がぁ!!」といった挑発的なセリフも満載の彩。関水は「自分が10代だったころの気持ちを思い出して、思春期の繊細な気持ちを大切にしています。また、彩は街スケのメンバーとして毎日、歌とダンスの練習をしていると思うので、彩と同じように私も毎日、歌とダンスの練習をしています」と、役作りに勤しんでいることを明かし、「衣装も細部にこだわっていてかわいいので、ぜひ注目してほしい」と、瞳を輝かせた。また、達人は来たる大好きな彩の誕生日にある決意を固めるが、そんな達人と彩には何やら秘密が?

■高橋文哉演じる山田達人のビジュアル公開

また、高橋が演じ分ける山田達人のビジュアルもこのたび公開された。推しの彩姐のうちわ・ペンライトなどのグッズに身を包み、力なく微笑む“完全アイドルオタク”な出で立ちの達人。高橋は「彼のいいところはあまり浮かばないのですが(笑)、とにかく演じていて面白いですね。いじめられっ子で、その環境に屈してはいるのですが、翔とはまた違った真っすぐさを持っています。本編を観ていただいて、彼のいいところを感じ取ってほしいです」と語っている。

■関水 渚(藤谷 彩役)コメント

『伝説の頭(ヘッド)翔』への出演が決まった際は、久々に10代の役を演じられることがありがたく、うれしかったです! ヤンキー漫画が原作ということで、令和の時代に視聴者の皆さまにどのように楽しんでもらえるのか、今から反応が楽しみです。

今回、私は達人の推しメンである“街スケ”のエース・彩を演じさせていただきますが、アイドルグループのエースとはいえ、彼女自身の心はまだ広い世界を知らない10代の女の子です。私の実年齢と10歳近く離れているので、自分が10代だったころの気持ちを思い出して、思春期の繊細な気持ちを大切にしています。また、彩は“街スケ”のメンバーとして毎日、歌とダンスの練習をしていると思うので、彩と同じように私も毎日、歌とダンスの練習をしています。初めてのアイドル役、しかもヤンキーというコンセプト付きで楽しいです! 衣装も細部にこだわっていてかわいいので、ぜひ注目してほしいです。

高橋文哉さんは、座長としてとてもしっかりされていますし、穏やかで接しやすい方です。ですので、穏やかでとても楽しい現場になっています! 笑えるシーン、時にグッとくるようなシーンがあります。10代の方には共感していただけると思いますし、大人の皆さまには「こんな時あったなぁ」と懐かしみながら楽しんでいただけると思います。みんなで頑張って良い作品を作っているので、観ていただけたらうれしいです!

【編集部MEMO】
関水渚は1998年生まれ、神奈川県出身。17年4月「アクエリアス」のCMでデビューし、CM、雑誌などで活躍。19年、1,000人を超えるオーディションで映画『町田くんの世界』の主演に選ばれ、第74回毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞、第62回ブルーリボン賞新人賞などを受賞。主な出演作に映画『カイジ ファイナルゲーム』『コンフィデンスマンJP プリンセス編/英雄編』『いつか、いつも……いつまでも。』、ドラマ『4分間のマリーゴールド』『八月は夜のバッティングセンターで。』『元彼の遺言状』『どうする家康』『ハマる男に蹴りたい女』『#who am I』『シガテラ』『彼女と彼氏の明るい未来』『婚活1000本ノック』『ブラックガールズトーク』など。