(写真左から)Mrs. GREEN APPLE藤澤涼架、大森元貴、若井滉斗
――藤澤「まったく新しい楽曲だなと思った」
藤澤:今日の授業は、本日配信リリースされたばかりの僕たちの新曲「Dear」についてです!
大森:あと今日は“青リンゴの日”ですね! ミセスが初ライブをした日ですね!
若井:そうですね!
大森:「Dear」なんですけども、こちらは6月14日(金)に公開される大泉洋さん主演の映画「ディア・ファミリー」の主題歌です! もう生徒(※リスナー)のみんなは聴いたということで! りょうちゃん、初めて「Dear」を聴いたときどうでしたか?
藤澤:これまで、大森さんの楽曲は壮大な楽曲と言いますか、すごく自分の芯の部分に訴えかけるような、「生きるとは」を感じる楽曲がありましたよね。「Dear」を初めて聴いたとき、まったく新しい楽曲だなと思いました!
若井:なんか、生命力に溢れているというか。りょうちゃんの言っていることもわかる。生の感じというか。
藤澤:言葉一つひとつも、(大森)元貴も、意識的に今までの“ミセスらしさ” “大森らしさ”みたいなところと違うものを持っているなと感じました。その辺りはどうなんでしょうか?
大森:たしかにそうかもね。また、意外とバンドサウンドじゃないですか。スタジアムロックに近いというか、バラードでも違うし、みたいな感じ。
実はかなりロックな色が強くって、その力強い楽曲から“生命力”を感じたのはすごくわかる。何よりもやっぱり、映画のお話をいただいて、うちらっていう名前を向こうのチームから上げてくれたという話を聞いたので嬉しいな、と思いました。
私は大泉さんとは紅白で(創立100周年を迎えたディズニーと紅白によるスペシャル企画で)「アンダー・ザ・シー」を一緒に歌った仲でして、「今度よろしくお願いします!」っていう話を実はもうそのときにしていたんですね。ちょうどその時期に映画を資料でいただいて、いち早く観させていただきました。とんでもなくいい映画だよね!
若井:とってもいい映画!
藤澤:本当に!
大森:何よりも、実話じゃないですか。カテーテルを作るお話で、人工心臓をまず作ろうっていうところで奮闘なさったお話です。人工心臓っていうのは、現在もまだまだ出来上がってないんですよね。ただ、カテーテルというもので本当にたくさんの人の命が救われていて、なおかつ、医学ってのは常に進んでいるんですよね。
そういうのを考えると「言葉で、音楽で、どうやって寄り添って届けよう」というのが悩みというか、課されたものが大きかったですね。
また、「Soranji」(映画「ラーゲリより愛を込めて」主題歌)とも違うんですよね。あれは戦争だったりとか、抑留だったりとか、あれも実話ですけど、また全然違ったところのエネルギーから曲を書く過程がありました。歌詞とかワードの部分ではたしかに“ミセスっぽくない”っていうのかな? 新鮮で、新しい歌詞を書いたな、っていう感じ。
若井:ね!
大森:僕、2番のサビの「幼さでパンを作って 大人びてジャムを塗ろう」って歌詞が……。
藤澤:どこから出てくるの?
大森:ね!
若井:「ね!」なの(笑)? そのとき(作詞しているとき)はバッと出てきたから書いた感じ?
大森:「幼さでパンを作って」が出てきて、「なんだこの歌詞……じゃあ『大人びてジャムを塗ろう』よ!」っていう。
藤澤:印象に残りますよ!
大森:ジャケットもジャムですからね!
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番組では他にも、藤澤の誕生日(5月19日)を祝う場面もありました。
<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/