※後編では、NO.20(第20問)以降を掲載しています。NO.19(第19問)以前をお読みになりたい方は、前編をご購入ください。

はしがき

本稿は小学生名人戦、ならびに全国小学生倉敷王将戦において、棋士が優勝した将棋を次の一手形式で紹介するものである。ただし、山川泰熙新四段については、執筆時期の都合上掲載できなかった。棋士が優勝した回は小学生名人戦が18回、倉敷王将戦が12回あり、両方の大会で優勝したのは佐々木勇気八段、杉本和陽五段、徳田拳士四段、山川泰熙四段の4人となっている。杉本五段と徳田四段についてはその頃の思い出を語っていただいたので、巻頭に収録した。優勝を目指して真剣に戦った少年たちの棋譜はいまも色あせずに残っている。その輝きを本付録を通して少しでも感じていただければ幸いである。

NO.20

  • 第20問

    第20問

●ヒント●

第34回大会は2357名が参加。出場者は年々増えて、小学生名人戦は2千人規模の超大型大会になっていた。決勝に進出した徳田が、図で放った攻めを継続する一手は?