ヤクルト・高橋奎二 (C) Kyodo News

● ヤクルト 3 - 5 DeNA ○

<11回戦・神宮>

 23日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-DeNA』で解説を務めた前田幸長氏が、ヤクルトの高橋奎二について言及した。

 前田氏は高橋について「高橋奎二がもう一つ殻を破れないのは、無駄な四球。これに尽きると思うんですよ」と指摘し、「自分が何を身につけなければいけないかというのはわかっているはずなんですよ。ストライクことを取ることなんですけど、速いボールを投げたい、速いボールで空振りを取りたい、150キロ、155キロを投げたいと思ってしまうと、制球が絶対改善されない。9年目ですから、そこの分岐点だと僕は思っています」自身の見解を述べた。

 高橋は初回オースティンに適時打を浴びると、4回にはオースティンに一発、大和に犠飛を打たれ2点を失う。0-3の5回は先頭の蝦名達夫を三ゴロに打ち取ったが、桑原将志に左安、続く佐野恵太に死球を与えたところで降板となった。後を受けて登板した星知弥がオースティンに適時二塁打を打たれ、この日の高橋は4回1/3・89球を投げ、7安打、3四死球、4失点だった。

(ニッポン放送ショウアップナイター)