JR西日本と日本旅行は20日、「吹田総合車両所 車両撮影ツアー」を6月23日に実施すると発表した。おもなメニューとして、103系(青22号)の運転台撮影、205系の車両展示などを予定している。

  • 2023年3月まで和田岬線(山陽本線兵庫~和田岬間)で運用された103系

103系(青22号)の運転台撮影は、交替で1人1分程度、乗務員室に入室して行われる予定。係員の案内に従って機器類に触れることも可能だが、一部触れることができない機器類もある。車両の撮影では、国鉄時代末期に製造され、いまも奈良線で活躍する205系を展示する(車両運用の都合上、変更となる場合もある)。

吹田総合車両所の社員が所内の案内・解説を行うほか、指定時間内は287系(HC605編成)や「モハ52(流電)」などの留置車両を自由に撮影可能。リクエストに応じて展示車両の幕回しも行われ、普段立ち入ることのできない社員食堂でグッズ販売や行先表示幕の展示も行われる。

  • 国鉄時代末期に製造され、現在も奈良線で活躍する205系

当日は10時・11時15分・13時・14時15分からの計4回、各回30名を対象に実施し、所要時間は約2時間。現地集合・現地解散プランの旅行代金は大人1万2,800円・こども1万1,800円。スマートフォン用アプリとウェブサイトで利用できる観光ナビ「tabiwa by WESTER」の専用バナーから入場する専用ページにて、5月23日11時から販売開始する。先着順のため、定員に達し次第、募集を締め切る。