アイドルグループ・FRUITS ZIPPERが19日、東京・九段下の日本武道館で『FRUITS ZIPPER 2nd ANNIVERSARY 超めでたいライブ~NEW KAWAII~』を開催。公演前に報道陣向けの取材に応じた。

  • 左から早瀬ノエル、仲川瑠夏、櫻井優衣、鎮西寿々歌、松本かれん、月足天音、真中まな

アイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」から2022年4月にデビューし、楽曲「わたしの一番かわいいところ」がSNSを中心に大きな話題を集めた7人組アイドルグループのFRUITS ZIPPER。2023年は1stシングルCDリリース、初のアリーナ公演開催、「日本レコード大賞」で最優秀新人賞受賞、そして今年4月にリリースした1stアルバム「NEW KAWAII」がオリコン週間アルバムランキングで2位を獲得。そんな彼女たちが、グループ結成2周年公演として初の日本武道館単独公演『FRUITS ZIPPER 2nd ANNIVERSARY 超めでたいライブ~NEW KAWAII~』を開催。昨年10月に初めてのアリーナ公演でサプライズ発表された今回の公演は、5月18日と19日の2daysで行われた。

前日にグループとして初めて日本武道館公演のステージに立った彼女たち。ステージから見た景色は「圧巻でしたね。360度お客さんに囲まれて真ん中に立つという経験は初めてだったので、どこを向いても大好きな人たちの笑顔があるっていうのは本当に幸せでした」と真中まな。武道館のキャパシティーは昨年開催したグループ結成1周年ライブの会場よりも3~4倍に感じたという早瀬ノエルは「1年は短いようで長く、長いようで短い感じでした。そこまで大きくなれてうれしく思っています」と結成2年で到達した武道館でのライブに満足げ。地元・福岡在住の時から日本武道館は憧れの場所だったという月足天音は「昨日初めて武道館に立つ日がこのメンバーですごい良かったなと思います」と笑顔を見せた。

目標の1つだった日本武道館での公演を実現。結成から今日までを「長いようで短く、短いようで長く、みんなと出会ったのも10年、20年前のようにも感じたりつい最近のことのようにも感じます。みんなそれぞれがここに辿り着く前は長い長い努力の期間だったり色々あるので一概に言えませんが、2年でここまで来れることを現実として想像できた人はいたのかなと」としみじみと振り返った真中は、「夢みたいな現実を皆さんにお届けできるグループ、応援してくださる皆さんに誇れるグループになれるようにこれからも頑張ります!」と新たな決意を。

結成3年目の目標について櫻井優衣は「いっぱいあるんですけど、紅白歌合戦です。日々皆さんからいただいている応援を力に変えて、また大きな夢が叶えられればいいなと思います」と宣言。今回の武道館公演を「通過点」と強調した仲川は「さいたまスーパーアリーナで3周年は迎えたいと思います。海外ではコーチェラというフェスがあるんですが、そのフェスに出られるように地道にコツコツ近づけられるように頑張って立ちたいと思います」と大きな目標を掲げた彼女に「ドームツアーは?」と報道陣が問うと「まずは東京ドームでボーンとやって、大成功したら全部やりたいです!」と意欲を見せていた。