元プロ野球選手で野球解説者の山崎武司氏が8日、YouTubeチャンネル『ピカイチ名古屋チャンネル』で公開された動画「【第3話】中日5月反攻のカギ・待ってた高橋宏斗&根尾の起用法とは【山崎武司さん・ギャオス内藤さん】」に登場。中日・松山晋也について語った。
中継ぎ陣で一番心配なピッチャー
2022年に、育成1位指名を受けて入団した松山。昨シーズンはウエスタン・リーグで結果を残して6月5日に支配下登録されると、そこから36試合に登板し、防御率1.27、1勝1敗、17ホールドと大車輪の活躍を見せた。
その松山について、山崎氏は「僕はやっぱりあの中で誰が一番心配かって言うと、松山が一番心配」と吐露。動画収録時点での印象として「抑えてますよ? 頑張ってますよ?」と一定の評価をしたうえで、「でもやっぱり、全体の中で誰が心配な奴かなと言うと松山」と打ち明けた。
続けて、その理由を「球種が真っ直ぐとフォーク、この2つ。真っ直ぐがいかなくなるとフォークがやられちゃう」「のと、こうなっちゃう(視野が狭くなる)ものですから、ああいうのが良いほうに出てくればいいけど、打たれると逆(効果)」と説明しながら、「そういう自分のメンタルコントロールも、もうちょっとできるようになると、もっともっと良くなる」とエールを送っていた。
【編集部MEMO】
中日ドラゴンズ、東北楽天ゴールデンイーグルスなどで通算27年間にわたり活躍した山崎武司氏。通算403本塁打を誇るホームランバッターで、本塁打王に2回(1996年・2007年)輝いている。また、史上3人目のセ・パ両リーグでの本塁打王の達成者でもある。