オーストラリアのタスマニア州にある「マリア島」。島全域が国立公園に指定されており、美しい自然とさまざまな野生動物に出会える人気スポットですが、そこで撮影されたこんな動画が話題になっています。

ちびっこウォンバットもかゆい
(@takumikovanlifeより引用)

ポストの主はメルボルン在住で、DIYしたキャンピングカーに乗ってオーストラリアの自然を駆け回っているという「takumiko(@takumikovanlife)」さん。動画には、小さなウォンバットが一心不乱にお尻を掻いている様子が映っていました。

動画の再生時間はわずか2秒ですが、ウォンバットの子どもの可愛さが凝縮されており、つい無限リピートで見続けてしまうような魅力があります。ウォンバットとしては痒くてたまらず掻いているだけなのでしょうが、全身を揺らしながら一生懸命に掻いている姿が愛おしすぎますよね♪

  • (@takumikovanlifeより引用)

ちなみに、ウォンバットは主にオーストラリアの南東部に生息する有袋類で、オーストラリア全州で保護動物に指定されている、希少な動物だそうですよ。

この動画は大きな反響を呼び、3.3万件のリポスト、17万件のいいねを獲得(5月14日時点)。「めっちゃかいてるやんwww 可愛すぎる(≧∇≦)b」「かわいい それに中に人が入ってるみたい」「かゆくて 困ってはるんやと思うけど‥愛くるしい姿やわぁ‥しかも おててちゃんで かいてはりますやん‥」「ケツかいてるだけでこんなかわいいのなに」「たまらん」など、数々のコメントも寄せられました。

また、投稿主のtakumikoさんはウォンバットのこんな様子もポストされています。うーん……こっちも可愛すぎますね!

通りすがりに背中とおしりをかいていくウォンバット
(@takumikovanlifeより引用)

「歩くぬいぐるみ」ことウォンバット
(@takumikovanlifeより引用)

投稿主さんに聞いてみた

大きな反響を集めたウォンバットの動画。今回は撮影時の様子などについて、投稿主のtakumikoさんに話をお聞きしました。

ーーこの動画を撮影されたときのエピソードや、野生のウォンバットを間近で見たご感想をお聞かせいただけますか?

見晴らしのいい丘にぽつんとウォンバットの親子がいたので、カメラを構えながら食事の様子を見ていたら、急にかいかいし始めたので撮影しました。両手に乗るぐらいの大きさの子供だったんですが、キュートな見た目と短い手で一生懸命に掻くコミカルな動きがツボにハマりました。「尊い」という言葉を身にしみて感じました。

この島ではごく普通にウォンバットが何気なく歩いていて、人間を見ても気にせず逃げたりしないのです。特に寄ってくることもなく、人間がまるで木みたいな、そこに居てもおかしくない存在として扱われるんです。そんな環境に自分もこの自然の一部なんだなあと感じさせられました。


ウォンバットの前では人も自然の一部に感じられたなんて、とても素敵な環境なんでしょうね♪