女優の石原さとみが主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『Destiny』(毎週火曜21:00~)第6話がきょう14日に放送される。

  • 亀梨和也=テレビ朝日提供

■Destiny、見逃し配信再生数累計は1,645万回に

今作は、ドラマ『Dr.コトー診療所』シリーズ(03年ほか/映画は22年)、映画『涙そうそう』(06年)、『ハナミズキ』(10年)などを手掛ける脚本家・吉田紀子氏が、自身初となる検事の世界を舞台にしたサスペンス×ラブストーリー。主人公の検事・西村奏(石原さとみ)が、大学時代の恋人・野木真樹と(亀梨和也)と12年ぶりに再会したことを機に、封印してきた青春時代のある事件の扉が開き、二人は20年に及ぶ運命の波に翻弄されていくことに……。出産を経て、今作で3年ぶりの連続ドラマ復帰を果たす石原が主演を務め、亀梨和也と初共演を果たす。

TVerのお気に入り登録数が117万を突破したほか、4月期の民放連続ドラマ初回の見逃し配信再生数が第1位を飾った同作。第1話~5話の累計が1,645万回(ビデオリサーチにて算出/16,452,714回/期間:4月9日~5月12日)を記録し、テレビ朝日のゴールデン・プライム帯史上最高記録を更新し続けている。先週放送された第5話で、第1部が完結。「横浜地検」中央支部の検事・西村奏(石原)の父・辻英介(佐々木)と、野木真樹(亀梨)の父・野木浩一郎(仲村)の因縁が明らかになった。現職国会議員の起訴に踏み切った「東京地検」特捜部の主任検事・英介と、証拠を捏造したと英介を厳しく追及する弁護士・浩一郎。この出来事で、英介が「死をもって真相を封印」したことが判明。さらに、ショックを受けて倒れた真樹を、奏が婚約者で外科医の奥田貴志(安藤)の元に連れて行くという修羅場展開も。

■浩一郎(仲村トオル)が意識不明の重体に

今夜開幕する第2部では、真樹の実家が火事になり、浩一郎が意識不明の重体に。しかも、その日実家で浩一郎に会っていた真樹が犯行を自供し、現行犯逮捕される。ニュースでこの衝撃の出来事を知り、がく然とする奏だが、あろうことか検事としてこの事件を担当することに。検事VS被疑者――大学時代に愛し合った“初恋の2人”が、取調室で対峙することに。奏は、検事として冷静に真樹を裁くことができるのか。

「オレがやりました」――。取調室で奏と向き合うことになった真樹は、自分がやったの一点張り。奏が犯行当日の行動を確認すると、真樹は“父・浩一郎と口論になり、カッとなって火をつけた”と供述する。しかし、何がきっかけで口論になったのかについては、徹底して黙秘を貫く。実家で話をしていた親子に一体何が起こったのか、そして真樹はなぜ犯行に及んだのか。“真実を知りたい”という思いで検事になった奏は、犯行現場に向かい、真樹が口をつぐんでいる空白の数時間の真相を追い求め、捜査を続ける。

そして真樹の犯行動機や、供述の裏付けを取るため、捜査を続ける奏とタッグを組むことになる刑事・渡辺役で板尾創路が登場する。何度も現場検証をし、聞き込みを続けるなど、真摯に捜査を続ける奏とタッグを組むことになる渡辺は、感情を顔に表さず、どこかひょうひょうとしているベテラン刑事。しかし、奏のひらめきには素直に耳を傾け、即座に行動に移すなど、なんとも頼もしい相棒となる。そんな渡辺が、奏とともに執念の捜査で放火事件の真相に近づいていくことに。

■『テラサってる?』ではキャストSPトークを放送

また、テレビ朝日では、5月19日(27:10~※関東ローカル)放送の『テラサってる?』で、『Destiny』を大特集。「Destinyここでしか聞けない! キャストマル秘SPトーク」第1弾を地上波初放送する。大学時代の仲間を演じた石原さとみ、亀梨和也、宮澤エマ、田中みな実、矢本悠馬の5人によるクロストークの中で、石原×亀梨が演じていて楽しかったと語る撮影エピソード、石原×宮澤×田中の女子会トークでは今だから言える裏話、宮澤×矢本による夫婦対談では矢本がある日、突然ひょう変した話などが明かされる。

【編集部MEMO】第6話あらすじ
野木真樹(亀梨和也)の実家が放火され、あろうことか、その日実家を訪れていた真樹が犯行を自白し、放火事件の被疑者として警察で取り調べを受けていた。ニュースで真樹の逮捕を知った「横浜地検」中央支部の検事・西村奏(石原さとみ)は、驚きのあまり言葉を失う。さらに、支部長・大畑節子(高畑淳子)から衝撃の発言が。そして、奏と真樹、大学時代に愛し合った2人が、12年の時を経て、検事と放火事件の被疑者として対峙することになる。なぜ真樹は犯行に及んだのか、あの日、真樹と父・浩一郎、2人の間に何が起こったのか。いくつもの謎が浮上する中、12年の時を経て、初恋の2人は取調室で向き合うことに。“あなたはこの愛を裁けますか――?”