「13日の金曜日」シリーズはジェイソン・ボーヒーズという殺人鬼と、彼が巻き起こす殺人の模様を描くスプラッターホラーです。ホッケーマスクを着けたジェイソンは、ホラーアイコンとしても知られています。「13日の金曜日」「ジェイソン」といった言葉を聞くと、多くの人が彼の姿を思い浮かべるのではないでしょうか。1980年に第1作が公開されて以降、続編やリブート作品が何作も制作されています。
本記事では、そんな「13日の金曜日」シリーズを初めて見るという人向けに、作品を見るおすすめの順番を紹介します。また、マイナビニュース会員を対象にしたアンケートをもとに、シリーズ全12作(2024年時点)の作品人気ランキングもまとめました(本記事はネタバレ要素を含みます)。
-
出典:amazon
「13日の金曜日」シリーズを見る順番
「13日の金曜日」シリーズの見る順番を理解するにあたり、まずはシリーズの公開順と時系列を把握しておきましょう。
「13日の金曜日」シリーズの公開順
1980年に第1作が公開されて以来、全12作が公開された「13日の金曜日」シリーズ。公開順は以下のようになっています。
- 『13日の金曜日』(1980)
- 『13日の金曜日PART2』(1981)
- 『13日の金曜日PART3』(1982)
- 『13日の金曜日・完結編』(1984)
- 『新・13日の金曜日』(1985)
- 『13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた!』(1986)
- 『13日の金曜日PART7/新しい恐怖』(1988)
- 『13日の金曜日PART8/ジェイソンN.Y.へ』(1989)
- 『13日の金曜日/ジェイソンの命日』(1993)
- 『ジェイソンX 13日の金曜日』(2001)
- 『フレディVSジェイソン』(2003)
- 『13日の金曜日』(2009)
2003年に公開された『フレディVSジェイソン』はホラー映画「エルム街の悪夢」シリーズとのクロスオーバー企画で、「エルム街の悪夢」シリーズの主人公・フレディとジェイソンが戦う物語になっています。シリーズの中ではスピンオフ的な作品と言えるでしょう。
「13日の金曜日」シリーズの時系列順
「13日の金曜日」シリーズの時系列は、以下のようになります。
- 『13日の金曜日』(1980)
- 『13日の金曜日』(2009)
- 『13日の金曜日PART2』(1981)
- 『13日の金曜日PART3』(1982)
- 『13日の金曜日・完結編』(1984)
- 『新・13日の金曜日』(1985)
- 『13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた!』(1986)
- 『13日の金曜日PART7/新しい恐怖』(1988)
- 『13日の金曜日PART8/ジェイソンN.Y.へ』(1989)
- 『13日の金曜日/ジェイソンの命日』(1993)
- 『フレディVSジェイソン』(2003)
- 『ジェイソンX 13日の金曜日』(2001)
「13日の金曜日」シリーズは、9作目の『13日の金曜日/ジェイソンの命日』までは公開順に順を追ってストーリーが進んでいきます。しかし、シリーズ第10作の『ジェイソンX 13日の金曜日』は2455年を舞台にした作品となっており、ジェイソンがクリスタルレイクや地球を離れ、宇宙空間に進出する番外編的な物語です。
スピンオフ作品の『フレディVSジェイソン』は9作目『13日の金曜日/ジェイソンの命日』の後の物語となっています。
また、2009年に公開された映画『13日の金曜日』は、1980年に公開された『13日の金曜日』のリメイクで、第1作と同じ1980年が舞台です。内容としては、『13日の金曜日』(1980)、『13日の金曜日PART2』、『13日の金曜日PART3』、『13日の金曜日・完結編』(1984)の初期4作品の要素を含んだ物語となっています。
「13日の金曜日」シリーズを見るおすすめの順番
上記を踏まえ、「13日の金曜日」シリーズを見る際は、下記のように公開順で見ることをおすすめします。
- 『13日の金曜日』(1980)
- 『13日の金曜日PART2』(1981)
- 『13日の金曜日PART3』(1982)
- 『13日の金曜日・完結編』(1984)
- 『新・13日の金曜日』(1985)
- 『13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた!』(1986)
- 『13日の金曜日PART7/新しい恐怖』(1988)
- 『13日の金曜日PART8/ジェイソンN.Y.へ』(1989)
- 『13日の金曜日/ジェイソンの命日』(1993)
- 『ジェイソンX 13日の金曜日』(2001)
- 『フレディVSジェイソン』(2003)
- 『13日の金曜日』(2009)
とはいえ、全12作も見るのは大変だという方もいるでしょう。そういった方は、1作目の『13日の金曜日』(1980)の次にリメイク版の『13日の金曜日』(2009)を見るだけでもいいでしょう。
オリジナルの第1作を見ることでジェイソンという殺人鬼が生まれた背景を知ることができ、リメイク版を見ることで、オリジナルのジェイソン像がどう変遷していったか、現在多くの人々が持つジェイソン像の意味を理解できるからです。
ジェイソンの「13日の金曜日」シリーズのあらすじ・キャスト一覧
『13日の金曜日』
あらすじ
ある13日の金曜日、ニュージャージー州の湖・クリスタルレイクのキャンプ場で、1人の少年が溺れて行方不明になる。その後不審な事件が続き、キャンプ場は封鎖される。それから数十年がたった1980年、クリスタルレイクのキャンプ場が再開されることに。指導員となる若い男女がやってくるが、それが惨劇の幕開けだった……。
出演/ベッツィ・パルマー、エイドリアン・キング、ハリー・クロスビー、ローリー・バートラム、マーク・ネルソン
監督/ショーン・S・カニンガム
公開年/1980年
おすすめポイント・理由
・「この第1作が長きにわたるシリーズの始まりで、外せないからです。ストーリーの動きも少なく、若者が森の中で1人ずつ消えていくだけの映画ですが、迫ってくる危険、未知の存在に気づいた時にはもう手遅れ。残された人たちが一人、また一人と消えていく。逃げ場がない状態で追い詰められていく恐怖と見ている側の緊迫感がおもしろかったです」(43歳男性)
・「リメイク版ではない、オリジナル作品が一番印象に残っています。とにかく映画のタイトルとジェイソンという言葉がすぐに結びつく、印象的な映画だったと思います」(61歳男性)
・「ホラー映画の草分け的映画だと感じています」(68歳男性)
・「殺人ホラーの原点、ベースを感じられ、最後のどんでん返しに意外性がある」(47歳男性)
・「当時最初に見たときの衝撃は唯一無二だから」(49歳男性)
・「やっぱり、初回の怖さがインパクトがあった。忘れられないホラー映画ですね」(65歳男性)
『13日の金曜日PART2』
-
出典:amazon
あらすじ
キャンプ中の若者たちの命が次々に奪われた凄惨な事件から5年。クリスタルレイクのキャンプ場に新たな指導員候補生たちがやってきた。クリスタルレイクにまつわる怪談話で盛り上がったあと、彼らは一人、また一人と殺されていく。彼らを襲うのは、殺人鬼・ジェイソンだった……。
出演/エイミー・スティール、ジョン・フューリー、ベッツィ・パルマー、エイドリアン・キング、カーステン・ベイカー、ウォーリントン・ジレット
監督/スティーヴ・マイナー
公開年/1981年
おすすめポイント・理由
・「殺人鬼ジェイソンが登場した記念すべき作品だと思う。ホッケーマスクよりも布袋に怖さを感じた」(61歳男性)
・「前作から5年後の出来事で前作より一層おもしろかった」(43歳男性)
・「強烈すぎるシーンが多いから」(44歳男性)
・「ジェイソンが登場してきて一番怖かったから」(54歳男性)
・「全体のテンポとキャラクターがよい」(42歳男性)
『13日の金曜日PART3』
-
出典:amazon
あらすじ
前日にジェイソンが巻き起こした惨劇がニュースで話題になるなか、高校生のクリスは仲間たちとクリスタルレイク付近にある、惨劇の現場とは別のキャンプ場を訪れる。そのキャンプ場には、逃げたジェイソンが潜んでいた。クリスたちはそこでジェイソンに襲われることになる……。
出演/ダナ・キンメル、ポール・クラッカ、トレイシー・サヴェージ、ジェフリー・ロジャース、キャサリン・パークス、リチャード・ブルッカー
監督/スティーヴ・マイナー
公開年/1982年
おすすめポイント・理由
・「このシリーズの中で一番怖かった」(77歳男性)
・「昔見てすごく怖かったから」(42歳男性)
・「怖くてスリルがある」(34歳男性)
『13日の金曜日・完結編』
あらすじ
クリスの手で頭にオノを叩き込まれたジェイソンは、死体安置所に運ばれる。しかし、死んだかと思われたジェイソンが突如動き出し、係員たちを殺してしまう。やがて彼はクリスタルレイクに舞い戻り、キャンプ場やその近隣にあるトミー・ジャービスの家に襲いかかる……。
出演/クリスピン・グローヴァー、キンバリー・ベック、バーバラ・ハワード、エリック・アンダーソン、コリー・フェルドマン、テッド・ホワイト
監督/ジョセフ・ジトー
公開年/1984年
おすすめポイント・理由
・「何をもって完結するのか興味津津でした」(70歳男性)
・「ジェイソンがどうなるか楽しみだった」(51歳男性)
・「ストーリーが緻密で飽きない演出」(37歳男性)
・「完結していなかったという怖さがあったから」(46歳男性)
『新・13日の金曜日』
-
出典:amazon
あらすじ
トミー・ジャービスがジェイソンを葬ってから5年。トミーはトラウマからジェイソンの影におびえる日々を送っていた。やがて、まるでジェイソンの犯行であるかのような猟奇殺人事件が発生するように。果たしてジェイソンは生きているのか……!?
出演/ジョン・シェパード、メラニー・キンナマン、シェイバー・ロス、リチャード・ヤング、キャロル・ロカテル、コリー・フェルドマン
監督/ダニー・スタインマン
公開年/1985年
おすすめポイント・理由
・「キャラクターと最高なキャスティング」(69歳男性)
・「恐怖の連続でおもしろい」(60歳男性)
『13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた!』
-
出典:amazon
あらすじ
トミー・ジャービスはジェイソンが本当に死んでいるかを確認するためにジェイソンの墓地を訪れる。ジェイソンの遺体を焼き尽くそうと考えた彼が墓を掘り返していたところ、雷が遺体に直撃し、ジェイソンが生き返ってしまう。そしてまた、ジェイソンによる大量殺人が始まる……。
出演/トム・マシューズ、ジェニファー・クック、デヴィッド・ケーガン、レニー・ジョーンズ、ケリー・ヌーナン
監督/トム・マクローリン
公開年/1986年
おすすめポイント・理由
・「主人公とジェイソンのまさに死闘を描いていた作品で最も好きなシリーズ」(40歳男性)
・「まさかりで実際に追いかけられたら怖いんだろうな」(53歳男性)
・「迫力があって怖かったのが印象的でした」(41歳男性)
・「意外な展開でおもしろかった」(57歳男性)
『13日の金曜日PART7/新しい恐怖』
-
出典:amazon
あらすじ
ジェイソンがトミー・ジャービスによってクリスタルレイクに鎖でつながれてから数年がたった。超能力を持つ少女・ティナは、父親をクリスタルレイクに沈めてしまう。数年後、ティナは父親を復活させようとするが、湖の底から甦ってきたのはジェイソンだった。さっそく若者たちを殺し始めたジェイソンを、ティナは超能力を使って阻止しようとするが……。
出演/ラー・パーク・リンカーン、テリー・カイザー、ケヴィン・ブレア、スーザン・ブル、ジョン・オトリン、ケイン・ホッダー
監督/ジョン・カール・ビュークラー
公開年/1988年
おすすめポイント・理由
・「映像がきれいになっていてリアリティがあった」(39歳男性)
・「ストーリーがおもしろいから」(36歳男性)
『13日の金曜日PART8/ジェイソンN.Y.へ』
-
出典:amazon
あらすじ
クリスタルレイクからまたも甦ったジェイソンは、卒業を控えた高校生たちがニューヨークへ向かう修学旅行で乗っている豪華客船に乗り込む。ジェイソンは客船の中でも惨劇を繰り広げ、なんとか生き残ったレニーらはボートで逃げ出しニューヨークにたどり着く。しかしその頃、ジェイソンもニューヨークに上陸していた……。
出演/ジェンセン・ダジェット、スコット・リーヴス、バーバラ・ビンガム、ピーター・マーク・リッチマン、マーティン・カミンズ、ケイン・ホッダー
監督/ロブ・ヘデン
公開年/1989年
おすすめポイント・理由
・「いつもの田舎のほうではなく、ジェイソンがニューヨークに行って大暴れするのが非常にバカバカしいけど、それがおもしろかった」(53歳男性)
・「内容がかなりコミカルだから」(43歳男性)
『13日の金曜日/ジェイソンの命日』
-
出典:amazon
あらすじ
何度も復活を遂げるジェイソンを完全に抹殺しようと、特殊部隊がジェイソンを爆殺し、彼の肉体は飛び散ってしまう。ジェイソンの復活の秘密を調べるため、彼の肉塊は研究所で調べられることになる。しかし、ジェイソンの心臓だけはまだ動き続けていた。さらに、ジェイソンの魂は他人の体に乗り移り、殺人を続けていく。体を完全に甦らせるには肉親の体が必要だと知ったジェイソンは、異母妹を狙うが……。
出演/ジョン・D・ルメイ、カリ・キーガン、エリン・グレイ、アリソン・スミス、スティーヴン・カルプ、ケイン・ホッダー
監督/アダム・マーカス
公開年/1993年
おすすめポイント・理由
・「妹を探し出すため、たいへんな所に迷い込み、怖い思いをした」(71歳男性)
・「マスクに隠されたストーリーがある」(67歳男性)
『ジェイソンX 13日の金曜日』
あらすじ
舞台は近未来の地球。ジェイソンは、クリスタルレイクの研究所で働く科学者チームたちに捕らえられ、女性科学者のローワンとともに低温冷凍されてしまう。その後、人類は居住不可能となった地球を離れ「第二の地球」へと移住した。2445年、宇宙船に乗って地球にやってきた星間探険隊のメンバーたちは、研究所の遺跡でローワンとジェイソンを発見。貴重な研究材料として宇宙船に乗せられたジェイソンだったが、船内で目覚め殺戮を開始する……。
出演/ケイン・ホッダー、レクサ・ドイグ、リサ・ライダー、チャック・キャンベル、ジョナサン・ポッツ
監督/ジェームズ・アイザック
公開年/2001年
おすすめポイント・理由
・「ホラーとSFが楽しめる、シリーズ中で最も異色の作品でとてもおもしろかった」(55歳男性)
・「エイリアンやガーミネーターなど、いろいろなSF映画へのオマージュがちりばめられていて楽しめた」(49歳女性)
『フレディVSジェイソン』
-
出典:amazon
あらすじ
かつてエルム街を恐怖に陥れた殺人鬼フレディ・クルーガーは、今や忘れられた存在となっていた。存在の危機を感じたフレディは、再びエルム街の人々に恐怖を感じさせようと、殺人鬼ジェイソンをエルム街に送り込む。殺人を繰り広げてエルム街に恐怖を思い出させるジェイソンに、フレディも最初は喜んでいた。しかしジェイソンはフレディの思惑を超えて暴走し始める。やがてフレディとジェイソンは直接対決することに……。
出演/ロバート・イングランド、ケン・カージンガー、ジェイソン・リッター、モニカ・キーナ、ケリー・ローランド
監督/ロニー・ユー
公開年/2003年
おすすめポイント・理由
・「まれに見る確立されたキャラクター同士の映画だった。ちゃんと映画になっていておもしろかった」(58歳男性)
・「夢の組み合わせ的なクロスオーバーが好き。うまくストーリーを合わせた展開がおもしろかった」(51歳男性)
・「いかにもB級ホラーっぽい作品がコラボしてさらにB級感がマシマシで楽しかった」(58歳男性)
・「どっちも死なないのでおもしろかった」(41歳男性)
『13日の金曜日』
-
出典:amazon
あらすじ
1980年、息子を失ったパメラ・ボーヒーズが、クリスタルレイクで何人もの若者を殺害するが、生存者の女性によってパメラも殺されてしまう。それからしばらくして、行方不明になった妹を探しに、クレイという青年がクリスタルレイクを訪れる。恋人のトレントの別荘を訪れていたジェンナと知り合ったクレイは、ジェンナとともに妹を探すうち、ジェイソンによる殺戮劇に巻き込まれていく……。
出演/ジャレッド・パダレッキ、ダニエル・パナベイカー、アマンダ・リゲッティ、トラヴィス・ヴァン・ウィンクル、デレク・ミアーズ
監督/マーカス・ニスペル
公開年/2009年
おすすめポイント・理由
・「殺し方も凝っていて怖いです。最後にジェイソンは反撃されますが、終わったと思わせてもうひとオチあります。このシリ-ズは終わらないでほしいです」(63歳男性)
・「初めて見て、インパクトが強かったため」(48歳男性)
・「シリーズの原点に立ち返りつつ、リメイク版らしい洗練された部分とB級的なオチを見事に両立させていると思った」(49歳女性)
「13日の金曜日」シリーズの人気作品ランキング
「13日の金曜日」シリーズの映画12作品を対象とした人気ランキングは以下のようになりました。
1位『13日の金曜日(1980)』(34.6%)
2位『フレディVSジェイソン』(12.1%)
3位『ジェイソンX 13日の金曜日』(9.8%)
4位『13日の金曜日(2009)』(8.9%)
5位『13日の金曜日PART2』(4.7%)
5位『13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた!』(4.7%)
7位『13日の金曜日・完結編』(4.2%)
7位『新・13日の金曜日』(4.2%)
7位『13日の金曜日/ジェイソンの命日』(4.2%)
10位『13日の金曜日PART3』(3.3%)
11位『13日の金曜日PART7/新しい恐怖』(2.8%)
12位『13日の金曜日PART8/ジェイソンN.Y.へ』(2.3%)
やはり、シリーズ第1作や、他のホラーアイコンと共演した『フレディVSジェイソン』などが人気のようです。
「13日の金曜日」シリーズのジェイソンの正体とは
1980年代のホラーブームを牽引したホラーアイコンの一人・ジェイソン。このジェイソンとはどういう人物なのでしょうか。
ジェイソンの本名はジェイソン・ボーヒーズ。1946年6月13日生まれで、190センチを超える大柄な男性です。先天性の障がいを持っており、脳みそが小さく、心臓が通常の2倍の大きさで、異様な生命力を有しています。何度も死んでは甦る、不死身の殺人鬼と言ってもいいでしょう。白いホッケーマスクをかぶり、ナタやオノなどの刃物を持った姿が有名です。
彼の母親・パメラはクリスタルレイクのキャンプ場で料理人として働いていました。11歳のある日、ジェイソンは湖で溺れ、そのまま行方不明になってしまいます。そのとき、指導員たちは子どもの監視の義務を怠り、自分たちの部屋でパーティーをしていました。パメラは、この監視員たちに激怒。自分たちの義務も果たさず享楽にふける監視員たちに復讐を誓います。これが、シリーズ第1作の大量殺人となるのです。
ただ、1980年制作のシリーズ第1作にはジェイソンはほとんど登場しません。ここで殺人を犯すのは、ジェイソンの母・パメラなのでした。実は生き延びていたジェイソンが本格的に登場するのはシリーズ2作目からで、この2作目ではホッケーマスクをかぶっておらず、顔には布の袋をかぶっています。
有名なホッケーマスクを身につけるのは、第3作から。被害者から奪い取ったホッケーマスクをジェイソンがかぶったのが、最初のきっかけです。布袋より頭にフィットして動きやすいので、気に入ってしまったのかも……。
「13日の金曜日」シリーズを視聴できる動画配信サービス
2024年4月時点で映画「13日の金曜日」シリーズが見られる主な動画配信サービスとしては以下があります。各サービスで、配信されている作品が少しずつ異なるので、注意しましょう。
Amazon・プライム・ビデオ
- 『13日の金曜日(1980)』 (レンタル)
- 『13日の金曜日PART2』 (レンタル)
- 『13日の金曜日PART3』 (レンタル)
- 『13日の金曜日・完結編』
- 『新・13日の金曜日』 (レンタル)
- 『13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた!』 (レンタル)
- 『13日の金曜日PART7/新しい恐怖』 (レンタル)
- 『13日の金曜日PART8/ジェイソンN.Y.へ』 (レンタル)
- 『ジェイソンX 13日の金曜日』
- 『フレディVSジェイソン』
- 『13日の金曜日(2009)』
Hulu
- 『13日の金曜日PART2』
- 『13日の金曜日PART3』
- 『13日の金曜日・完結編』
- 『新・13日の金曜日』
- 『13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた!』
- 『13日の金曜日PART7/新しい恐怖』
- 『13日の金曜日PART8/ジェイソンN.Y.へ』
- 『13日の金曜日(2009)』
U-NEXT
- 『13日の金曜日(1980)』
- 『13日の金曜日PART2』
- 『13日の金曜日PART3』
- 『13日の金曜日・完結編』
- 『新・13日の金曜日』
- 『13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた!』
- 『13日の金曜日PART7/新しい恐怖』
- 『13日の金曜日PART8/ジェイソンN.Y.へ』
- 『13日の金曜日/ジェイソンの命日』
- 『ジェイソンX 13日の金曜日』
- 『フレディVSジェイソン』
- 『13日の金曜日(2009)』
第1作から最新作まで! 「13日の金曜日」シリーズの見る順番を紹介しました
1980年のシリーズ第1作公開以降、40年以上にわたり最も有名なホラー映画として知られてきた「13日の金曜日」シリーズと、そのメインキャラクターであるジェイソン・ボーヒーズ。ジェイソンがいなければ、ホラー映画の歴史は今とは違っていたかもしれません。
ホラー映画というジャンルを代表するこの「13日の金曜日」シリーズ、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。
調査時期:2024年3月22日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男女合計307人(男性: 211人、女性: 96人)
調査方法:インターネットログイン式アンケート
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビに還元されることがあります