ONODERAフードサービスは5月1日、東京・表参道に初のラーメン業態「麺 銀座おのでら本店」をグランドオープンした。

世界で愛される国民食「ラーメン」に挑戦

  • ミシュラン掲載常連のスターシェフ、「薪焼 銀座おのでら」料理長・寺田 惠一氏が総合プロデュースするONODERAフードサービス初のラーメン業態「麺 銀座おのでら本店」。1杯950円~2,200円と、カジュアルにかつリーズナブルにラーメンを楽しむことができる

「銀座おのでら」は2013年創業。鮨・天ぷらなど伝統の日本食を現在3カ国16店舗で展開し、一部店舗がミシュランガイドにも掲載されるなど国内外で高い評価を得ている。年初1月5日に行われる恒例の東京・豊洲市場新春マグロ初競りでは、母体となるONODERA GROUPが4年連続5回目(2018年・2021年~2024年)となった一番マグロを落札し話題となった。

そんな銀座おのでらの新たな挑戦としてオープンするのが同店。「世界に愛される食であるラーメン、日本食を世界に広めていきたいという思いがございまして、今回の出店に至りました。1杯のラーメンに我々グループの思いをのせて、みなさまに愛されるお店にしたい」と長尾真司 代表取締役社長。今後は、都内主要エリアや国内外への拡大も見据えているという。

  • 「麺 銀座おのでら 特製醤油」(1,450円/燻チャーシュー1枚・鴨チャーシュー1枚・葱・メンマ・セロリ・煮卵・ハーブバター)にチャーシュー追加、トリュフワンタンをトッピングしたもの

総合プロデュースにあたるのは、4年連続「ミシュランガイド東京」1つ星に掲載された「薪焼 銀座おのでら」料理長・寺田 惠一氏。麺 銀座おのでら本店もミシュラン掲載を目指すのか話を向けられると「まずは一杯一杯お客さまに喜んでもらいたい、それがこれまでも評価につながってきた」と話す。

ラーメンは、旨味を極限まで抽出した清湯スープに、焼き鴨の香ばしさとコクをプラスし、さらに、さまざまな香味野菜をじっくり炊き上げた旨味も追加。厳選された数種類の醤油を独自に配合し、特殊配合の"かえし"がベースというこだわりのスープ。麺は、北海道産の小麦粉「きたほなみ」を使用した独自配合の特注のものを使用している。

  • 焼き鴨の香ばしさとコク、香味野菜の旨みが追加された清湯スープ

トッピングには、薫香豊かな豚や鴨のチャーシュー、トリュフ薫る特製トリュフワンタンなど、薪焼やフレンチの要素も。トッピングの「ハーブバター」は、時間と共にスープに溶け出し、絶妙な"味変"を楽しむことができる。

メニューは、「麺 銀座おのでら 醤油」(950円/麺、スープ、燻チャーシュー1枚、葱、メンマ、セロリ)、「麺 銀座おのでら 特製醤油」(1,450円/燻チャーシュー1枚・鴨チャーシュー1枚・葱・メンマ・セロリ・煮卵・ハーブバター)、「麺 銀座おのでら 至高~supreme~」(2,200円/麺、スープ、燻チャーシュー2枚、鴨チャーシュー2枚、葱、メンマ、セロリ、煮卵、ハーブバター、トリュフワンタン)など。

  • 注文はタッチパネルで

ラーメンの麺はこんにゃく麺(+200円)、もやし(0円)に変更することも可能。ラーメンのスープに「トリュフとハーブバターの削りたてチーズライス」(750円)を入れれば、リゾット風の〆になる。

ラーメン以外にもつけ麺やまぜそば、丼なども。お酒やつまみも提供するほか、〆ラーメンにぴったりなミニラーメンの提供もある。

  • 寿司屋を思わせるカウンター席

  • 箸やレンゲは引き出しに収納、すっきりとしたテーブル

きれいで奥深い醤油スープに、鴨やハーブバター、トリュフワンタンなどユニークなトッピング—— 一杯でさまざまな味の変化を楽しむことができるラーメン。表参道で新しい味わいを体験してみてはいかがだろうか。

麺 銀座おのでら本店
営業時間: 11:00-23:00(最終入店21:30、ラストオーダー22:00)
定休日: 不定休(年末年始は休み)
席数: 19席(カウンター: 9席、2人掛けテーブル3カ所、4名用個室1カ所)

  • 「麺 銀座おのでら本店」

  • 個室も用意されている