お笑いコンビのナインティナインが、フジテレビ系スペシャルドラマ『心はロンリー 気持ちは「・・・」FINAL』(27日21:00~)に登場する。

  • (左から)矢部浩之、岡村隆史、明石家さんま

11日深夜、ラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)に、明石家さんまが緊急出演。『心はロンリー 気持ちは「・・・」FINAL』の主人公・轟木に扮したさんまが、生放送中のスタジオに突如現れ、ナインティナインの2人に“聞き込み捜査”を行う、という本編のワンシーンが撮影された。

深夜1時の番組開始から約5分後、「警察の者ですけど…ナインティナインさんですよね?」といきなりスタジオに入ってきたさんまに、岡村隆史も矢部浩之もただただ戸惑うばかり。しかし、さんま扮する轟木は非情にも、彼らに掛けられたある容疑の真偽を確かめるべく、2人に“モノマネ”をするよう要求し始め…。

かくして、“ラジオ生放送中のテレビドラマ撮影”が終了し、轟木刑事はスタジオを去っていったが、そのわずか数分後に、「お待たせ!」とのあいさつとともに、私服姿のさんまが颯爽とスタジオに登場し、深夜2時半近くまで3ショットトークが繰り広げられた。

また、本編の放送に先駆け、21日(12:00~ ※関東ローカル)には事前番組『いよいよ来週放送!心はロンリー 気持ちは「・・・」FINAL 放送直前完全予習SP』を放送。主演のさんまと、ヒロインの川口春奈をスタジオに迎え、西山喜久恵アナウンサーの進行のもと、『心はロンリー』シリーズの魅力や、最新作の見どころを紹介する。

ナインティナインのコメントは、以下の通り。

――『心はロンリー 気持ちは「・・・」FINAL』への出演が決まった経緯

岡村「最初に『ロンリー』のFINAL(の制作)が決まったと聞いて、すぐに僕の方から、演出の三宅(恵介)さんに“僕たちも出してください”って直談判したんです。そしたら三宅さんが、“じゃあ、出てもいいよ”と」

矢部「そこで本当に(出演が)決まってしまった、という。ちょっとおかしいんですけどね、キャスティングの順番が(笑)」

岡村「だから今回の出演者の皆さんの中で、一番初めに決定したのは、たぶん僕らじゃないですかね。川口春奈ちゃんよりも早かったと思います(笑)」

――ドラマの収録を終えた感想

岡村「ラジオの生放送中に収録をする、というのは、事前に聞いてはいたんです。でも、本当についさっき、2時間くらい前に、“どうしましょう、僕ら、何をしたらいいんですか?”ってさんまさんに聞いたら、“モノマネやな”と言われて(笑)。“えっ、俺ら、知らないうちに、モノマネやらなあかんことになってる!”って」

矢部「ほんまに震えましたね(笑)」

岡村「それで結局、僕はこのラジオのリスナーには割とおなじみのモノマネをやったんですけれども、テレビで『ロンリー』を見てくれる人たちが、果たしてどれだけ分かってくれるのか…」

矢部「世代が限定されるからね(笑)。ただ僕としては、そんなことよりも、とにかく僕のモノマネはカットしないでいただきたいなと(笑)。できる限り使ってくださいね、三宅さん(笑)」

岡村「いや、あれはたぶんテレビでは放送されへんと思うわ(笑)」

――『心はロンリー 気持ちは「・・・」』シリーズへの思い

岡村「『ロンリー』は、前にも一度出させていただいてるんですけど(1997年8月放送『心はロンリー 気持ちは「・・・」Ⅹ』)、そのときも実は、僕が直訴したんですよ、“出してほしいです”って」

矢部「やっぱり、われわれ世代は、ずっと見てきた番組ですからね」

岡村「今回、そんな思い入れのあるシリーズのFINALに出られたっていうのは、やっぱりすごいことやと思いますね。…というか、FINALにしてほしくないです。またやってほしいですよ」

矢部「いや、今回は“フジテレビ65周年記念”のドラマやから。よほど特別な企画なのよ、やっぱり」

岡村「じゃあ、あと5年経ったら、70周年記念で『ロンリー』をぜひ!…いや、なんなら70周年のときは『(オレたち)ひょうきん族』復活とか、どうですか?」

矢部「ほんまに実現したらすごいな(笑)」

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