MLB復帰登板を果たしたアルバート・スアレス

○ オリオールズ 4x-2 ツインズ ● 

<現地時間4月17日 オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ>

 ボルティモア・オリオールズのアルバート・スアレス投手(34)が現地時間17日のツインズ戦でMLB復帰登板。6回途中無失点の好投で勝利投手の権利を持って降板したが、勝ち星は付かなかった。

 

 MLB昇格即先発となったスアレスは初回、先頭打者から三振を奪うなど三者凡退。以降は走者を出しながらも、三塁を踏ませない投球で試合を作った。6回表、二死一塁としたところで2番手へ交代。5回2/3、75球を投げて3安打、4奪三振、無失点の内容で勝利投手の権利を持って降板したが、7回表にチームが同点に追いつかれ、久しぶりの勝利とはならなかった。

 なお、オリオールズは同点で迎えた9回裏、セドリク・ムリンスが5号2ランを放ってサヨナラ勝利。ツインズをスイープし、4連勝。今季12勝6敗でヤンキースに並んで地区首位となった。

 スアレスは2016年にMLBデビューし、2018年からヤクルトに加入。3シーズンで通算40試合に登板し、10勝8敗、3ホールド、1セーブ、防御率3.00という成績。2022年からKBOのサムスンに所属し、昨季途中に退団。オリオールズとマイナー契約を結び、招待選手としてのスプリングトレーニング参加を経て、2017年9月26日以来となるMLBでの登板を果たした。実弟はパドレスに所属するロベルト・スアレス。