マイナビは、「マイナビ 2025年卒大学生就職意識調査」結果を4月16日に発表した。同調査は、2023年10月1日~2024年3月17日の期間、2025年3月卒業見込みの全国大学3年生・大学院1年生39,190人を対象に、インターネットを用いて行われた。

  • 大手企業志向が53.7%で前年比4.8pt増。3年ぶりに半数を超える

大手企業志向(「絶対に大手企業がよい」「自分のやりたい仕事ができるのであれば大手企業がよい」)は前年比4.8pt増の53.7%となり、3年ぶりに半数を超えた。

特に「自分のやりたい仕事ができるのであれば大手企業がよい」が43.9%と最多回答になっており、学生の志望職種(やりたい仕事)への意識の高まりも垣間見える結果だったという。

就職観についてあてはまると思うものを答えてもらったところ、「楽しく働きたい」が前年と同値、かつ最多で38.9%となった。また、「個人の生活と仕事を両立させたい」も前年比1.7pt増の24.5%。

  • 企業選択のポイントは「安定している会社」が49.9%で6年連続最多「給料の良い会社」も3年連続で増加

企業を選択する場合にどのような企業がよいかを聞いたところ、「安定している会社」が49.9%(前年比1.1pt増)で6年連続最多となり、半数に迫った。「給料の良い会社」も3年連続で増加し、前年比2.2pt増の23.6%となった。同社は「物価高に伴う経済的な不安や、初任給引き上げ、賃上げといった企業動向の影響が考えられる」と推察している。

  • 行きたくない会社は「ノルマのきつそうな会社」が、今年も最多「転勤が多い会社」も4年連続で増加し初めて3割を超える

行きたくない会社を聞いたところ「ノルマのきつそうな会社」が、前年に続き最多で38.9%(前年比0.7pt増)。2番目に回答が多かったのは「転勤の多い会社」で30.3%(前年比0.7pt増)となり、調査がこの形式になった2001年卒以降初めて3割を超えた。

結婚後に共働きを希望する学生が多いことから、自身とパートナーそれぞれが仕事を持つことを前提とした際、転勤することが難しいと感じる学生が多いということなどが背景として考えられるという。